X JAPANのToshlやSUGIZOまで、なぜ食レポに挑戦? ミュージシャンの“YouTuber化”を考える

 そして同じくX JAPANのメンバーであるSUGIZOも自身のチャンネル「SugizoTube」で、食レポ動画をアップしている(つまりX JAPANにはすでにYouTuberが2人いるということになる)。「SugizoTube」は氏のMVやミュージシャンたちをゲストに招いてのトーク、最近ではパレスチナにて行ったライブ映像など、様々な動画がアップされている。そこに突如今年8月「天下一品 in 京都」と銘打った食レポ動画がアップされたのだ。

SugizoTube「天下一品 in 京都」

 天下一品(ラーメン)、からCacao ∞ Magic(ローチョコレート)、あつた蓬莱軒(ひつまぶし)など、氏自身の愛好するメニューを解説しながら食すという動画なのだが、これがなかなかおもしろく、たとえば「グルテン無礼講(※氏は普段グルテンフリーの食生活なため)」、「(こしょうや山椒を)バシがけ」などといった独特な表現を使用し、他にもひつまぶしを日本の庭園に見立てつつつ「小宇宙」につなげるなど、食レポ動画でもSUGIZOならではの世界観を爆発させている。

 今後もタレントやミュージシャンがYouTuberとして活動することも増えてくることが予想されるが、単なる企業広告や自己満足にならない、ミュージシャン自身の個性や適性を活かした動画がアップされることを期待したい。

■藤谷千明
ライター。ブロガーあがりのバンギャル崩れ。8月6日に市川哲史氏との共著「すべての道はV系へ通ず。」(シンコーミュージック)を上梓。Twitter

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