“緑の弟”初主演作『ルイージマンション』がリメイク版で蘇る 今度は2人同時プレイにも対応!

リメイク版は2人同時プレイが可能に

 リメイクにあたってグラフィックや操作方法が最適化されたのは勿論、新たに2人同時プレイ機能が加わった。これはソフトを2本用意することで、ゲーム内のあらゆるコンテンツを同時に楽しめる協力プレイモードである。1Pのルイージと違い、2Pが操る全身グリーン一色の「グーイージ」は、体力が無くなっても復活できるアシストにはもってこいの性能。攻略に行き詰まったり、「ココのオバケは怖いから一人で戦いたくない!」といった際に協力プレイに興じれば更に盛り上がりそうだ。

 一方でソフトが1本の場合は、ダウンロードプレイで「トレーニング」と「ボスリトライ」を選択できる。操作方法を教えたい時は「トレーニング」を選び、ルイージの動かし方に慣れてきたら、ストーリーで倒したボスと戦う「ボスリトライ」に2人で挑戦し、『ルイージマンション』の魅力を伝えてみるのも面白いかもしれない。

 細かい仕様で言うと、ゲーム内で暗闇を照らしたりオバケに向けて使うライトは、ニンテンドーゲームキューブ版と同じ「オリジナル」と、『ルイージマンション2』から登場した「ストロボ」が用意されている。性能的にはどちらも大差ないので、自分の好きな方をチョイスしてみると良いだろう。

ルイージマンション -3DS

 ある作品では「永遠の二番手」と呼ばれた名脇役ルイージが奮闘する『ルイージマンション』は、オバケに怖がったり鼻歌を歌ったり、震え声で「マーリオー!」と叫んでみたりと、普段では見られない彼の仕草を目撃できる名作だ。2019年に控えるシリーズ最新作『ルイージマンション3』の予習も兼ねて、この機会にリメイク版でオバケが蔓延る怪しい館を訪ねてみてはどうだろうか。

■龍田優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。
Twitter:@yuki_365bit

■ルイージマンション
発売日: 2018年11月8日(木)
希望小売価格: 4,980円+税(パッケージ版/ダウンロード版)
CERO:A

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