ヒカキン『ガキ使』出演で考える、変わりゆくYouTuberとテレビの関係

 実際、ダウンタウンがMCを務める10月1日放送の音楽バラエティ番組『HEY! HEY! NEO!』(フジテレビ系)にフィッシャーズが出演した際にも、「お金」の話はおまけ程度で、より本人たちの活動やその魅力にフォーカスした内容のトークになっていた。

 今後はテレビでも、人気YouTuberのタレント性や能力が正当に、裏を返せば「社会的に珍しい存在」としての上げ底もなしに、評価されていくことになっていくだろう。「YouTuber」の基本的な情報をじっくり掘り下げるトークもなく、ヒカキンがいちタレントとして出演することになる国民的お笑い番組『ガキ使』は、その試金石になるかもしれない。

(文=橋川良寛)

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