かしこまり、すーぱーそに子らVTuberが多数参戦! 「TGS2018」ライブ配信レポート:前編

 9月20日〜23日、千葉・幕張メッセにて「東京ゲームショウ2018(TGS)」が開催された。多数の企業が出展し大いに賑わった当イベントで、ひときわ異彩を放っていたのが「Wright Flyer Live Entertainment(以下、WFLE)」のブースだ。

 同社はグリーの子会社で、「バーチャルYouTuber(以下、VTuber)に特化したライブエンターテインメント」の創出事業を行っている。8月にはVTuberライブ配信専用プラットフォームアプリ「REALITY」を提供し、その利用者数は提供開始から2週間で10万人を突破。また、VTuberグループ「ゲーム部プロジェクト」の支援を発表するなど、VTuber事業を精力的に展開する企業である。

Wright Flyer Live Entertainmentのブース

 
 同社はゲームを提供する企業ではないが、「ゲーム実況」はVTuber配信の主要コンテンツであり、特に『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』や『フォートナイト』などのバトルロイヤルゲームは人気も高く、多くのVTuberが実況動画をアップしている。TGSブースではゲーム部プロジェクトのメンバーとVR空間でコミュニケーションできる「VTuber交流コーナー」を設置したほか、VTuberがライブ配信でゲーム実況などに挑戦するステージも設けられた。ここでは2日間に渡り行われたライブ配信の初日をレポートする。

 11時半、ライブ配信のトップバッターはかしこまり。ライブタイトルは「ちゃんまりvsパンディのゲーム3本勝負!@TGS」。かしこまりとパンディが登場すると、会場は拍手に包まれる。「歌とお酒が大好きなVTuberです!」と楽しい自己紹介から始まり、前半では会場にいる観客の質問コーナーが設けられた。先立って司会から、「かしこまりさんとお呼びするのもかしこまった感じでちょっと変なので、なんとお呼びしたらよろしいですか?」と質問が投げられる。「ちゃんまりって呼んで下さい!」と元気に答えた後、観客からの質問に答えていった。

 「初めて飲むお酒には何がおすすめですか?」「チャンネル登録者数が10万人になったら、何をしたいですか?」などの質問が飛び出すなか、観客から「ここにいるみんなに『愛してるよ』って言って下さい!」と要望が飛びだし、「大好きだよ〜!」と答える一幕も。

 続いて行われたのはゲーム3本勝負。2本先取で勝った方は歌が歌える、というルールの元、パンディがゲームの紹介を行った。

「東京ゲームショウは、最新のゲームの祭典! 最初のゲームはアレです!『QWOP』です!」

 登場したのは4つのキーで陸上選手を走らせるゲーム、『QWOP』のiOS版。操作性が特徴的で、シンプルながら難度の高いゲームだ。制限時間内に走った距離を競うルールでゲームは始まった。「練習してきたの!」と言うかしこまりだが、開始直後に転倒してしまい、記録は1.28メートル。続いてゲームを始めたパンディは、かしこまりから教わったというフォームでゆっくりながら着実に走っていく。初戦は41.8メートルを走破したパンディの圧勝。あまりの結果にリベンジを要求したかしこまりだったが、数回挑んだもののパンディの記録を抜けずに終了。

 続いてのゲームは『Getting Over It』。QWOPと同じく、Bennett Foddy氏の作成したゲームで、独特の操作性とそこからもたらされる難度は折り紙付きだ。3分間で移動した距離を競っていく。最序盤はスムースに進んだものの、崖をなかなか登れないかしこまりのイライラが会場にも伝わってくる。

 「後一分もやるの!? もういやだ〜〜!」と言いながら果敢に崖に挑戦するものの、越えることはできなかった。

 PC版で長くプレイしてきたと語るパンディ、序盤をさっそうと抜け、かしこまりが苦戦していた崖までたどり着く。危ういシーンもありながら、かしこまりの登れなかった崖をクリア。これでパンディの2勝が確定した。

「特別ルールで、次のゲームで勝った人は5点取れることにしよう!」

 と無茶を振るかしこまり。「圧倒的勝利だったら考えてもいいよ」とパンディは答える。

 「最後の勝負には、東京ゲームショウ2018にふさわしい、最新のゲームを用意しました!」と登場したのは『どうぶつタワーバトル』。かしこまりとパンディが黙々とどうぶつを積んでいく。このバトルだけは3本勝負で行われた。ここに来て実力が拮抗し、白熱のバトルを見せてくれたものの、パンディの素晴らしいアルパカ積みにより、その上にライオンを積めなかったかしこまりの負けとなった。泣きの一回!で始まった勝負はパンディのミスによりかしこまりが取り返したものの、最後の勝負ではかしこまりのミスにより、パンディの勝利となった。

 ゲーム3本勝負はすべてパンディの勝利となり、「歌を歌う権利」はパンディのものに。パンディは「この日のために、昨日一晩かけてオリジナル曲を作ってきました!」と語り、ラップ曲「東京パンディショー」を披露した。

 その後、パンディに頼み込んだかしこまりは、「パンディも一緒に歌っていいよ」という条件で歌う権利を獲得。パンディとともに『創聖のアクエリオン』を歌い上げた。

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