『テラスハウス』船出の第34話ーーグッバイ・ミステラスハウス! 貴之の卒業には温かなサプライズも
一方、テラスハウスでは貴之の卒業パーティーが始まる。手作りの料理とお酒を用意していると、そこでチャイムが。新メンバーだと思い慌てる一同。綾は率先して、「開けていい!綾が開けていい!」と待ちわびていた様子。そしてそこで扉を開けたのは、かつてテラスハウス軽井沢に入居していた上村翔平、佐藤つば冴、岡本至恩である。
なんと綾がサプライズで貴之のために呼んでいたのであった。これには貴之も喜び、ハグで迎える。そして宴が進むと、それぞれの近況報告となり盛り上がった。綾と優衣は「告白してもないのに振られたコンビ!」と笑いながら最近の恋愛を暴露し、翔平も久しぶりの空気に笑顔を見せた。卒業パーティーは和やかな雰囲気で終わった。
朝になると、貴之は芝を刈っている。そこに登校前の綾が登場。綾が帰ってくる頃にはもうテラスハウスを出てしまっていると言う貴之。綾との別れをハグで惜しみ、最後は笑顔で別れた。そして貴之は続けて風呂やキッチンの掃除をするなど、世話になったテラスハウスを綺麗に片付けてから去ろうとしていた。優衣と俊亮が見送りに立会い、名残惜しそうに手を振りつつも、笑顔で門出を祝った。
その夜、プレイルームでテラスハウスを観る優衣と綾と俊亮。優衣が過去の放送での受け答えなどで強くバッシングされてることを受け、3人で反省会をしていた。「自分が見てるからいいけど、他人だったら友達になりたくないなって思う」と涙声で過去の自分について話す優衣。インスタグラムでの誹謗中傷で落ち込んでいたのを見ていた綾は、「そこを優衣ちゃん自身が脱出しないと」と、これからの優衣の振る舞いに対してエールを送った。
優衣自身も、「就職活動で目指している分野がブライダルであり人の幸せを願う仕事なのに自分は人のことを思って行動できていなかった」と反省。優衣には綾というテラスハウスのメンバーであり仲間ができて、過去の自分を改善しようという思いが芽生えたようだ。綾もまた、一緒に頑張ろうとサポートする意欲を見せた。
そしていよいよ新メンバーの影が映る。それぞれ個性的なメンバーが加入しそうで期待が膨らむ。若手ばかりの中にどのような年齢、境遇の人が加入するのか楽しみだ。
■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。Twitter
「TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS」はNetflixで配信中、フジテレビにて毎週(月)24時25分~放送中。
公式サイト:http://www.terrace-house.jp/openingnewdoors/
(C)フジテレビ/イースト・エンタテインメント