傑作アクションRPG『すばらしきこのせかい』はなぜ愛され続ける? Switch版発売で歴史を振り返る
事実上の”全部入り版”ここに参上!
新たに登場するNintendo Switch版は、基本的には一画面ということで、後発の『Solo Remix』をベースにしている。そのため、戦闘システムを始めとするゲームの根幹を成す部分もそちらと共通しているほか、音楽もほとんどの楽曲がフルサイズ・リアレンジ仕様に。新曲も複数追加されているほか、オリジナル版の楽曲への切り替えオプションも完備されている。
さらに特筆すべき新要素で「A New Day」と呼ばれる新規シナリオの収録がある。このシナリオは本編クリア後に解禁され、「死神ゲーム:ハードモード」なるものにネクたちが巻き込まれていく内容が描かれるという。新キャラクターとして死神の「ココ」が登場するほか、これまで明かされなかった事実も描かれる、ファン必見の内容になっているようだ。『Solo Remix』のエンディングで姿を見せるも、謎のままで終わったヘッドフォンを付けた少女に関しても、このシナリオに出てくることが告知されているので、そちらで『すばらしきこのせかい』に初めて触れた人も見逃せない。
また、Nintendo Switchで登場ということで、Joy-Conによる片手操作、HD振動、おすそわけプレイにも対応した二人協力プレイ、携帯モードでのプレイにも対応し、特に携帯モードではニンテンドーDS版、iOS、Android版のようにタッチ操作でプレイ可能。据え置きの現行機への移植というのもあって、グラフィックもHDに対応し、台詞、キャラクターがハッキリと見やすくなっている。
新たなバッジも追加され、戦術の幅も広がるなど、まさに全部入りとも言えるNintendo Switch版。ニンテンドーDS版の時よりその評判を耳にするも、今までプレイする機会に恵まれなかった人はぜひ、此度の全部入り版で国内外で高く評価された傑作アクションRPGの真髄を堪能してみよう。音楽がお気に召したら、サウンドトラックもどうぞ。
■シェループ
新旧構わず、色んなゲームに手を伸ばしては積みゲーを増やし続ける人。コソコソとゲームライターとしても活動し始めた。2D、3Dのアクションと手強めの戦略シミュレーションが大好物。最近、『スプラトゥーン』のジャッジくんが気になって仕方がない。
Twitterアカウント(@shelloop)
■すばらしきこのせかい -Final Remix-
ジャンル:アクションロールプレイングゲーム
プレイ人数:1~2人(※バトルのみJoy-Con™のおすそわけプレイに対応し、2人プレイとなります。)
対応機種:Nintendo Switch™
発売日:2018年9月27日(木)
価格:4800円+税
CERO:A(全年齢対象)
公式サイト:http://www.jp.square-enix.com/subarashiki-final-remix/index.html