山田裕貴が語る、大切なゲームの存在 「作品に入り込めるようになったのはゲームのおかげ」

山田裕貴が語る、ゲームの存在

「僕はゲームに頭が上がらない」


ーー山田さんは話題作に引っ張りだこという感じで、多忙を極めていると思います。例えば、本作『あの頃、君を追いかけた』の撮影期間、ゲームをすることはできましたか?

山田:いえ、やっぱりなかなか時間が取れなくて。でも、7~8個くらいかな、スマホゲームのログインだけは欠かさずしていましたね。一度途切れてしまうと、いざまたプレイしようかと思ったときに、モチベーションが下がってしまうので。

ーー例えば、休憩時間にゲームの話をすることはあったでしょうか。

山田:少しあったと思います。遊佐(亮介)くんは『モンハン』をやっていたし、(齋藤)飛鳥ちゃんもゲームをやるって言っていたかな。いまはみんな、何かしらのアプリゲームをやっていたりするし、会話に出てくることは増えましたね。

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ーー先ほど「セリフを先読みしていた」というお話がありました。本作の演技でも、役に入り込んでそういう瞬間はありましたか?

山田:ありました! まさに「あ、いま自然に言葉が出た!」「自然にこういう表情になれた!」という感じで。こういうふうに作品に入り込めるようになったのはゲームのおかげでもあるので、僕はゲームに頭が上がらないです。一度手を合わせて、拝んでからプレイしなきゃいけないくらい(笑)。

ーー本作で山田さんが演じた主人公・水島浩介も、等身大でありながら確たる個性を持った、素敵なキャラクターですね。

山田:そうですね。「これだけ人を一途に思える人間になれたらいいな」って、思っていただけると思います。映画自体について言えば、男性が観てもキュンキュンして、青春真っ只中の若い方たちはもちろん、年齢を重ねている人ほど、ホロッとくるストーリーになっていて。ただの恋愛映画ではなく、「えっ!?」となるような結末が待っているので、ぜひ劇場まで足を運んでいただけたらと思います。ゲームのことでこれだけ熱くなれる僕ですから、映画にかける情熱はもっと熱いと思ってもらえれば!(笑)

ーーちなみに、今後「このゲームをやりたい」という作品はありますか?

山田:『ファイナルファンタジーVll』のフルリメイクが発表されているので、まだ発売時期はわからないですけど、あのポリゴンのグラフィックから最新のCGになってよみがえると思うと、めちゃくちゃ楽しみです! あとは、来年1月に発売される『キングダム ハーツIII』も本当に楽しみなんですけど、ちょうど朝ドラの撮影中なんですよね。残念ですが、また開封しないで寝かせておくことになりそうです(笑)。

 

ーー山田さんにとって、ゲームというものがとても大きな存在だとわかりました。

山田:「ゲームなんて」って言う人も、『FF』や『ドラクエ』を一度、最後までプレイしてみてほしいですよね。そうしたら、絶対に魅力がわかると思うんです。僕が将来、超偉大な俳優になったら、「ゲームはやったほうがいい。でも、死ぬ気でプレイしなきゃダメだぞ!」って伝えていきたいと思います(笑)。

(取材・文=橋川良寛/構成=こじへい/写真=伊藤惇)

■公開情報
『あの頃、君を追いかけた』
10月5日(金)全国公開
出演:山田裕貴、齋藤飛鳥、松本穂香、佐久本宝、國島直希、中田圭祐、遊佐亮介
監督:長谷川康夫
脚本:飯田健三郎、谷間月栞
原作:九把刀『那些年、我們一起追的女孩』
製作:『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
配給:キノフィルムズ
(c)「あの頃、君を追いかけた」フィルムパートナーズ
公式サイト:http://anokoro-kimio.jp

2011年、台湾で200万人を動員し、ほぼ無名のキャストながら社会現象を巻き起こすほどの空前のヒットとなった同名映画の日本リメイク版。台湾の人気作家ギデンズ・コーが、自身の自伝的小説を自ら映画化し、台湾の青春映画として歴代1位の興行収入を同名作品の舞台を日本に移し、主演に山田裕貴、ヒロインに乃木坂46の齋藤を迎え、さらには松本穂香、佐久本宝、國島直希、中田圭祐、遊佐亮介といった若手俳優たちにより、現代の物語として生まれ変わる。

『あの頃、君を追いかけた』本予告 10月5日(金)公開

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<応募締切>
10月5日(金)

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