乃木坂46 久保史緒里「宮城・仙台 旅しおり」に感じる、宮城とグループへの深い愛
乃木坂46 久保史緒里の出演するWeb動画「宮城・仙台 旅しおり」が、スタートから1年が経過した。
「宮城・仙台 旅 しおり」は、宮城県出身の久保が仙台を中心とした様々な観光名所を訪れ、その魅力を動画で紹介していくシリーズ企画。東北を代表する銘菓「萩の月」や、TV番組での紹介やSNSでの口コミからここ数年でブームに火がついたずんだ茶寮の「ずんだシェイク」などで知られる菓匠三全がスポンサーにつくCMであるが、宮城の魅力と久保の自然体の愛らしい表情を楽しむことができる動画だ。“史緒里”と“しおり”を掛けたネーミングセンス溢れるタイトルでもある。
昨年は、「8月 仙台城 篇」「9月 松島 篇」「10月 仙台市内 篇」「11月 仙台駅・仙台空港 篇」「12月 大河原町 篇」「番外 篇」の6つの動画が4カ月間に渡り公開された。「仙台城 篇」では、仙台城跡から久保が観たことがなかったという仙台の美しい街並みを一望し、伊達政宗騎馬像をバックに記念撮影。隣接する青葉城資料展示館では、久保史緒里の「史」は父親の歴“史”好きから命名された文字であることが明かされる。
日本三景の1つに数えられる「松島 篇」では、幾多に浮かぶ島々から2つ仲良く並ぶ島をチョイスし、「あの2つの隙間を飛んでみたい」とつぶやく久保。「仙台市内 篇」では、定禅寺通のケヤキ並木で空気の美味しさに酔いしれ、歩いてすぐの勾当台公園にあるステージを見つけては、「(ライブを)3期生でやろうかな。みんなで宮城来たいです」と意欲を見せる。一旦の締めくくりとなった「番外 篇」は、日比谷にある「伊達政宗 終焉の地」を巡り、実は東京にもあるずんだ茶寮を紹介していく動画に(渋谷や羽田空港でもずんだシェイクは飲めます)。羽田空港の国際線旅客ターミナルにある、はねだ日本橋では、「乃木坂の東京ドームが当たりますように!」という絵馬を見つけ、笑みを浮かべる。その上に括られた「宮城の魅力が世界中の人に伝わりますように」という国際線に掛けた絵馬は、久保の“宮城愛”が詰まったシーンだった。
昨年の秋頃から体調の優れなかった久保は、今年6月30日にグループの一部活動を休止することを発表している。現在、全国を巡っている『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018』、そして21stシングル『ジコチューで行こう!』に久保は参加していない。そんな最中、7月9日にアップされた「宮城・仙台 旅しおり」2周目の始まりを告げる「2018ダイジェスト」は、ファンならずとも歓喜する動画であることは言うまでもない。「一目千本桜篇(柴田町・大河原町)」「楽天イーグルス篇」「楽天イーグルス チアスクール 特別篇」「蔵王篇(白石市・蔵王町)」の4つが新たにアップされ、次回は今秋に公開予定であることが動画内で発表されている。「一目千本桜篇」では、昨年の夏に「大河原町 篇」で訪れた白石川にて、屋形船に乗りながら、約1200本の桜並木、蔵王山を望み、団子を頬張り、船岡城址公園では、スロープカーに乗り、街並みを一望する。