Ninja『フォートナイト』配信に見る、音楽フェス×ゲーム実況の可能性 ジェイ・コウガミに聞く

 米プロゲーマーのNinjaが、シカゴのグラント・パークで8月2日から8月5日にかけて開催された世界最大級の音楽フェスの1つ『ロラパルーザ』の特設会場に出演。人気ゲーム『Fortnite』(以下、フォートナイト)のプレイ動画をTwichで生配信し、話題を呼んでいる。

 会場ではNinjaのゲームプレイが観客たちに見えるよう、大型のディスプレイが設置されたほか、オンラインでNinjaと対戦できる設定になっており、Ninjaが出演バンドのAll Time Lowなどと対戦する様子もあった。Ninjaは生配信中にきゃりーぱみゅぱみゅの楽曲「PONPONPON」を踊ることでも知られており、日本でもファンを増やしている。

Ninja/Twich

 音楽フェスティバルとしては異例となった今回の試みには、どんな可能性を見出すことができるのか。海外のイベントに詳しいデジタル音楽ジャーナリストのジェイ・コウガミ氏に話を聞いた。

「音楽フェスティバルでゲーム実況を配信するのは、フェスに新しい楽しみ方を提示する意欲的な試みといえるでしょう。もともと『フォートナイト』自体、『ロラパルーザ』に出演したトラヴィス・スコットやドレイクといったミュージシャンがファンであることを公言しており、音楽と親和性が高いコンテンツです。また、アメリカではeスポーツが一大エンタテインメントとして成立していることからもわかるように、ゲームプレイを観戦する文化が根付いているので、様々なアーティストの演奏を楽しむのと同じように、Ninjaのプレイを楽しむことができるのかもしれません。大型ディスプレイで大人数で観戦するのは、ライブに似た興奮も得られそうです。音楽フェスティバルが、音楽以外のあらゆるコンテンツを楽しむ総合エンタテインメントの空間となりつつあることを象徴する出来事といえるのでは」

 また、プレイ動画を配信していることも、昨今のフェスティバルの潮流に合っているという。

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