サバイバルRPG『ザンキゼロ』制作陣が明かす“語りすぎない美学” 寺澤善徳&菅原隆行インタビュー

サバイバルRPG『ザンキゼロ』制作陣が明かす“語りすぎない美学” 寺澤善徳&菅原隆行インタビュー

続編やアニメ化は?

ーー物語、ビジュアルはもちろん、CVまで強いものになっているので、続編やスピンオフ、アニメ化も期待してしまいます。メディアミックスについてはどうお考えですか?

寺澤:僕はプロデューサーとして、もちろん考えています。ただ、やっぱりオリジナルであるゲームが成功して、ユーザーさんに支持されて初めて、次の展開が生まれると思うので、まだまだこれからですね。クリアしてくれた人たちからは「アニメ化してほしい」という声も届いているので、そういう動きにつなげられたらいいな、とは思っています。もちろん、ゲームの続編も作りたい。続きのストーリーや世界観は、菅原の頭の中にしかないので、僕にはまったくわかりませんが。

菅原:構想はありますが、その通りになるかどうかはわかりません。ただ、システム周りに関しては、サバイバル感を出すためにあえて便利にしていないところがあって、ユーザーさんの評価としては「もっとこうしたほうがよかった」というフィードバックもありますので、次回作があれば、そのあたりを生かして、より洗練されたものにしたいです。

ーーその他、現在までの反響はどうですか?

寺澤:あと少しでクリア、というところで、「クリアしたくない」という書き込みをしてくれているプレイヤーがいて、それはうれしいですよね。

菅原:あとは、単純に「感動した」という人がけっこういるのもうれしいです。自分も書いていて感動していたので、共感が得られてよかったなと。

寺澤:「エンディングで泣いた」という人はけっこういますね。総じてシナリオに対する評価は高いので、それはありがたかったです。ダンジョンRPGで、これだけシナリオのボリュームが大きい作品ーーストーリーだけ読みたい、というゲームはあまりなかったと思うので、そこも一つのチャレンジだったんです。シナリオに惹かれてプレイする、ゲームに慣れていない人からすると、かなり難しいものになっていると思うので、その辺は、いつでも難易度変更ができるようにしてフォローしているつもりです。

ーー物語に力を入れているなかで、「難しい」という理由で諦めてしまう人が出るのはもったいないと。

寺澤:そうですね。普段、ストーリー重視のアドベンチャーゲームを楽しんでいる人は、最初は難しくて戸惑うと思います。でも、エンディングまでプレイしてもらって、「こういうゲーム性も面白いな」と思ってもらえれば、その人にとっても楽しめるゲームの幅が広がるじゃないですか。逆に、骨太なゲーム性を求めている人が、「シナリオを読むのも楽しいな」と思ってくれるかもしれないし、そういう広がりが生まれれば、今後のためにもいいんじゃないかと。自分の好きなものしかやらない、というのもそれはそれでいいんですが、楽しみを広げる力になれたらうれしいですね。

菅原:それに今の時代、ダンジョンRPGの企画をそのまま出しても通りにくいんです。お客さんに買いたいと思ってもらえるように、ゲーム性だけではなく、他の魅力も組み合わせる必要はありました。

ーー逆に、コアなゲーマーが好むようなシステムでも、工夫すればより多くの人に届くということですね。

寺澤:そうですね。大手メーカーさんが作るAAAタイトルであれば、しっかり作り込むという戦い方もできると思いますが、僕らはそうやって、組み合わせやバランスを考えていくことが重要だと考えています。

ーー現状、周回要素のようなものがないのも、一回きりの特別な夏の体験として好ましく感じました。これからプレイしてみようと考えているユーザーに、あらためてメッセージをお願いします。

菅原:先日、無料体験版がリリースされましたので、興味を持たれた方は、ぜひ一度プレイしてみてほしいです。サバイバル、廃墟探索の部分もプレイできますし、2章の途中までストーリーも見れて、データも引き継げるので。

寺澤:そこまでに集められるアイテムを永遠に集めておくこともできるので、何十時間でも遊べますよね。

菅原:それと、最初に決めた難易度にこだわらず、難しければ簡単にしたり、アイテムが欲しいときだけ難しくしたりと、柔軟に変更しながらプレイしていただければと。真っ当にサバイバルするというより、サバイバルという状況を、いかに頭を使って楽にするか、というゲームでもあるので。

寺澤:「難易度を下げたら負け!」という感覚のユーザーさんも多いと思いますが、僕もボスの時は難易度を下げてクリアしましたから(笑)。特に高い難易度でクリアしないと取れないトロフィーみたいなものはないので、その辺は安心して遊んでもらえたらうれしいですね。

(取材・構成=橋川良寛)

【PS4】ザンキゼロ

■ザンキゼロ
プラットフォーム:PlayStation®4/PlayStation®Vita
発売日: 2018年7月5日
価格: PlayStation®4 パッケージ版・ダウンロード版/7,200円+税
PlayStation®Vita パッケージ版・ダウンロード版/6,800円+税 ジャンル: ノンストップ残機サバイバルRPG
プレイ人数: 1人
CERO: D(17才以上対象)
開発: スパイク・チュンソフト/ランカース
(c) Spike Chunsoft Co., Ltd. All Rights Reserved.
<公式サイト>
http://www.spike-chunsoft.co.jp/zaz/

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■商品名
キャラパス「ザンキゼロ」01/キービジュアル
■商品概要
合皮製で手になじみやすいパスケースです。
フルカラープリントされており、裏側は中身が取り出しやすい穴あき仕様です。
サイドにはボールチェーンが付いています。
■価格
1,490円(税込)
■発売
8月下旬予定
■販売サイト
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