『龍が如く3』から9年、リマスター版で蘇る伝説の極道「桐生一馬」の勇姿

 セガゲームスが8月9日、PS4用ソフト『龍が如く3』を発売した。本作は2009年2月に発売された同名タイトルのリマスター作品で、オリジナル版のストーリーやゲームシステムをほぼそのままに、現行機種向けに画質の向上やフレームレートの改善が施された作品だ。PS4用ソフトで発売された『龍が如く』シリーズのリマスター及びリメイク作品は、この『龍が如く3』で3作目となる。

9年越しにPS4で蘇る『龍が如く3』

 『龍が如く』シリーズは、セガゲームスが2005年より展開するアクションアドベンチャー作品群だ。極道組織の激しい抗争や、組織に身を置く人々の生き様がメインテーマとなっている。また舞台は現代の日本、それも東京の歌舞伎町(ゲーム内では神室町)ということもあり、ビデオゲーム作品ながらまるで身近な出来事のように感じる場面も多い。そのなかで、大人も楽しめる硬派なストーリーが丁寧に作り込まれているわけだ。

 『龍が如く3』は関東と関西の極道組織による抗争を描いた前作から引き続き「桐生一馬」が主人公を務める。そして、沖縄で孤児院を営みながら静かに暮らす桐生に、またも陰謀が忍び寄る場面からゲームは始まる。本作のキャッチコピー「伝説の龍が帰ってきた」を体現するかの如く、桐生は極道の世界に再び足を踏み入れることになった。

PS4専用ソフト『龍が如く3』プロモーション映像

 『龍が如く3』はこうしたストーリーもさることながら、ゲームシステムやアクション面でも大きな存在感を放つ。シリーズお馴染みの戦闘スタイルであるケンカアクションは更にパワーアップしており、複雑なコマンドいらずの簡単操作で、「ヒートアクション」を代表とするド派手な必殺技を繰り出せる。アクションゲームが苦手なユーザーでも、手軽に敵をぶっ飛ばす爽快感が味わえるだろう。

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