ライカゾフォート、The I-1、Huji cam…“インスタ映え”に欠かせないレトロな質感のカメラ&アプリ
富士フイルムが5月15日、インスタントカメラ「instax(通称:チェキ)」の新製品「instax SQUARE SQ6」(オープン価格)を発表。昨年は撮ったその場でデジタル編集可能な「instax SQUARE SQ10」(オープン価格)が発売され、“チェキのデジタル化”が大きな話題となったが、新製品は完全なるアナログモデルだ。初の正方形フィルムに対応し、“インスタ映え”を意識したアイテムとなっている。誰もがスマホで手軽に写真を撮れる環境にある一方で、チェキに加え、「写ルンです」のリバイバルブームも起きるなど、若者の中では根強いアナログ人気が続いている。そこで今回は、Instagram投稿用に使いたい、レトロな質感が魅力のインスタントカメラをいくつか紹介したい。
レトロな写真が撮れるインスタントカメラで定番なのが、2016年発売の「Leica SOFORT」(¥36,180)。ハイエンドなカメラで人気を誇る名門・ライカが、デジタル全盛期にあえてアナログなインスタントカメラを作ったことで注目を集めた。スタイリッシュな見た目だが、撮影距離を調整でき、二重露光やバルブ撮影も可能で、instaxのフィルムも使用できるという機能性の高さ。何より、カメラ好きにとっては“ライカのカメラを持っている”というのも一つのステータスであり、テンションが上がる。
せっかく持ち歩くなら、デザイン性も重視したいところ。そんな見た目にもこだわったカメラが「The I-1」(¥38,000)だ。「The I-1」はインスタントフィルムの生産を中止したポラロイドから工場を引き継いだ、「IMPOSSIBLE PROJECT」によるポラロイドカメラ。リングフラッシュが付いた独特のデザインで、専用のBluetoothアプリと連携させることで、フィルム写真をスマホ操作で撮れるのが特徴だ。アプリ内のシャッターボタンを2度押すだけで簡単に二重露光撮影ができる、デジタルとアナログが融合した画期的なカメラになっている。
また、ロモカメラで知られるロモグラフィーが、新たに「Lomo'Instant Square」(¥21,980)を開発。折り畳み式というユニークなデザインで、こちらもポラロイドと同じ正方形の写真が撮れる。Instax Miniフィルムにも対応し、無制限の多重露光、フラッシュ用カラーフィルター、シャッターリモコンなどロモらしい遊び心満載なカメラだ。