LINEのAIアシスタント・Clovaが対応の「IFTTT」って? 他サービスとの連携で利便性向上に期待

LINEのAIアシスタント・Clovaが対応の「IFTTT」って? 他サービスとの連携で利便性向上に期待

 LINEのAIアシスタント「Clova」のIFTTT対応が開始され、さまざまなサービスと連携させて利用できるようになった。

 「IFTTT」とは、単体でも便利な機能を提供するwebサービス同士を「IF This Then That(もし〇〇したら、その時は△△をする)」という形式で連携させ、多くのことを自動化できるサービスだ。複雑なプログラミングも、専門的な知識も必要なく、シームレスな連携が可能になる。

 例えば、今回の「Clova」との連携においては、「学校を出たら(自動的に)Clovaへ通知する」や「Clova公式Blogに新機能が紹介されたらアナウンスする」「目標体重を下回ったら褒めてくれる」など、様々なことを設定できるようになる。このように、「特定の条件(This)とそれを受けた行動(That)」(=レシピ)をユーザーが自由に設定できるため、アイデア次第で「Clova」が行えることの幅は無限大に広がっていく。

 ただ、IFTTT連携はAmazonとGoogleのAIスピーカーはすでに対応済で、レシピの数も多く、この分野においては両社が一歩リードしているかもしれない。

 この3月にはGoogleが新プログラム「Shopping Actions」を米国で開始し、Googleアシスタントに目当ての商品がどこで買えるかを訪ねることで、ウォールマートを始めとするパートナー企業から簡単に購入できるようになった。これにより「Amazon Alexa(アレクサ)」だけの特権であった買い物が「Google Home」からも行えるようになった。このプログラムには大型会員制スーパーコストコの参加も決まっており、日頃から利用しているユーザーにとってはかなり便利になるだろう。

 しかし、家電見本市「CES2018」では、シャワーやトイレ、テレビや食洗機など日常で使用する家電のほとんどにAmazonのAIアシスタント「アレクサ」が搭載されており、スマートスピーカーの真価が発揮される家電との連携部分に関しては一歩進んでおり、Amazonが有利なのはいまだ変わらないと言えるだろう。

 とはいえ、日本人に馴染み深く、ユーザー数も多いLINEと結びついた「Clova」のIFTTT連携には、大きな可能性があると言えるだろう。私たちの生活をさらに便利にしてくれるレシピが数多く生まれることに期待したい。

(文=平沢花彩)

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