今井絵理子の記事・ニュース・画像一覧

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00年3月に惜しくも解散したSPEEDで、島袋寛子と共にメイン・ヴォーカルを務めた今井絵理子。島袋の繊細でナイーヴな歌声が、スロウ〜ミディアムの切ないメロディで活きるのに対し、今井のパワフルな歌唱は、「Go!Go!Heaven」や「ALL MY TRUE LOVE」に代表されるアップ・チューンでこそ映えたのだ。
今井はSPEEDのシングル「ALL MY TRUE LOVE」(98年)のカップリング曲「冷たくしないで」でソロ・デビューを飾る。が、ソロといっても4人のダンサーとDJを含む5人で構成されたユニット、Eriko with Crunchとしてだ。哀愁の歌謡メロディとハードなデジタル・ビートが交差するなか、横恋慕というあえて難しいテーマに挑んだこのナンバーは、今井の少女から大人に変わる瞬間を見事に捕えた作品となる。その後も、SPEEDの「Breakin' out to the morning」(99年)のカップリング曲として2作目の「EVERYDAY,BE WITH YOU」を発表、ファンから高い評価を獲得した。そして、00年3月に1stマキシ・シングル「Red Beat of My Life」を、8月には2ndマキシ・シングル「Luv is Magic」をリリースし、本格的なソロ活動を開始。さらに、11月にリリースされた今井絵理子名義によるマキシ・シングル「in the Name of Love」では、これまでのハードなダンス・ビートとは打って変わった、ミディアム・テンポに挑戦し、今井のアダルトな魅力を引き出すことに成功したのだ。