『救命病棟24時』13年ぶり復活に歓喜の声 松嶋菜々子の演技は『GTO』ファンも必見

『救命病棟24時』13年ぶり復活に歓喜の声

 10月期に13年ぶりの新シリーズが放送されることが発表された『救命病棟24時』(フジテレビ系)。ネットのコメントでも「うれしすぎる」「名作なので楽しみ」といった当時を知るファンの声であふれている。W主演の江口洋介と松嶋菜々子の名コンビはどのような形で現代に蘇るのか。

 特に松嶋の俳優人生を振り返ったとき、やはりこの作品は現在放送中の『GTO』(カンテレ・フジテレビ系)と並ぶ代表作なのだと、改めて感じる。

 松嶋が『救命病棟24時』に初めて出演したのは、1999年に放送された第1シリーズ。当時演じていた小島楓は、救命救急センターに配属されたばかりの研修医だった。江口洋介演じる進藤一生の厳しい指導を受けながら、目の前の命と向き合い、医師として少しずつ成長していく。あれから27年。最新作で楓は、もう誰かの背中を追いかけるだけの存在ではない。多くの経験を積み、若い医師たちを導く側になっている。

 こうした楓の変化を見ていると、松嶋がこの作品とともに重ねてきた年月の長さも感じられる。

 1998年の『GTO』で演じた冬月あずさは、松嶋の名前を幅広い世代に知らしめた役のひとつだろう。同作で反町隆史演じる鬼塚英吉と出会い、その翌年には『救命病棟24時』、『魔女の条件』(TBS系)、さらに2000年には『やまとなでしこ』(フジテレビ系)と、振り返ってみると、1990年代後半から2000年代初頭の松嶋は、今もタイトルを聞いただけで役柄まで思い浮かぶような作品に次々と出演している。

 ただ、その中でも『GTO』と『救命病棟24時』は少し特別な作品と言える。どちらも大ヒットしたというだけではなく、長い年月を経て、松嶋がもう一度同じ人物を演じているからだ。

 『GTO』では、2024年の『GTOリバイバル』で26年ぶりに冬月を演じ、2026年に復活した連続ドラマ版にも出演。若い頃の冬月を知っているからこそ、その後どんな人生を歩んできたのかを自然と想像してしまう。久しぶりに冬月が登場した瞬間に「やっぱり冬月先生だ」と思わせながら、決して26年前のままではない。その感覚がなんとも不思議だった。

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