『豊臣兄弟!』『GIFT』に共通点 佳久創&山田裕貴、“中日の息子”が盛り上げる日曜日

日曜日を“中日の息子”が盛り上げる

 佳久にも似た悩みがあった。小学生の頃から野球の道を志したが、偉大な父親と比べられることを窮屈に感じ、周囲に「あいつ、郭源治の息子らしいぞ」と言われるのが嫌で、早々に野球を辞めてラグビーの道へと進んだ。

 ラグビーでは7人制日本代表候補に選ばれるなど活躍したが、どこか野球を辞めた自分を後ろめたく感じていた。ケガが原因で引退したものの、まだ燃え尽きていないという思いがあって俳優に挑戦。ラグビー経験を活かして出演した日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』からチャンスを切り開いた。当時、父とテレビ番組で共演した佳久は、野球選手になってほしかったのに黙っていてくれた父に感謝の涙を流している。

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 2人には“ドラゴンズの息子”というだけでなく、“偉大な父と挫折した息子”という共通点があった。このような経験があったからこそ、何度主君を失っても前を向いて歩み続ける藤堂高虎や、多くのものを失っても懸命にプレーし続ける宮下涼を、陰影深く演じることができるのかもしれない。

 『豊臣兄弟!』はドラゴンズの地元・名古屋にゆかりがあるし、『GIFT』の過去の栄光を失って低迷し続けるブレイズブルズのチーム状況は今のドラゴンズを思い起こさせる(チームカラーも同じ青だ)。佳久創と山田裕貴が日曜の夜を沸かせてくれるのだから、ドラゴンズも勝利でファンを沸かせてほしいと切に思うドラゴンズファン歴40年以上の筆者であった。

参照
※ https://www.sanspo.com/article/20180811-AY5Y3GSXMFJT7KIHKQMEEGVW6A/

■放送情報
日曜劇場『GIFT』
TBS系にて、毎週日曜21:00~21:54放送
出演:堤真一、山田裕貴、有村架純、本田響矢、細田善彦、細田佳央太、円井わん、越山敬達、八村倫太郎、やす(ずん)、水間ロン、冨手麻妙、ノボせもんなべ、杢代和人、宮﨑優、生越千晴、町田悠宇、澤井一希、中山脩悟、田口浩正、西尾まり、真飛聖、麻生祐未、菅原大吉、吉瀬美智子、玉森裕太、安田顕、山口智子
脚本:金沢知樹
企画・演出:平野俊一
演出:加藤尚樹、伊藤弘晃
プロデューサー:宮﨑真佐子、内川祐紀
協力プロデューサー:中澤美波
監修・協力:一般社団法人日本車いすラグビー連盟
製作著作:TBS
©TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/GIFT_tbs/
公式X(旧Twitter):@gift_tbs
公式Instagram:gift_tbs
公式TikTok:@gift_tbs

大河ドラマ『豊臣兄弟!』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送/毎週土曜13:05〜再放送
NHK BSにて、毎週日曜18:00〜放送
NHK BSP4Kにて、毎週日曜12:15〜放送/毎週日曜18:00〜再放送
出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石 聖、坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜
大東駿介、松下洸平、中島歩、要潤、山口馬木也、宮﨑あおい、小栗旬ほか
語り:安藤サクラ
脚本:八津弘幸
制作統括:松川博敬、堀内裕介
演出:渡邊良雄、渡辺哲也、田中正
音楽:木村秀彬
時代考証:黒田基樹、柴裕之
プロデューサー:高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友茜(広報)
写真提供=NHK

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