“俳優”GACKTの代表作といえば? 大河ドラマ、『翔んで埼玉』、アニメ声優までキャリア総括

大河からアニメまで、“俳優”GACKTの代表作

 GACKTの月9初主演作品となるテレビドラマ『ブラックトリック~裁きを操る弁護人~』(フジテレビ系)が、7月20日から放送されることが明らかとなった。GACKTといえば、ミュージシャンでありながら俳優としても活躍するマルチな才能の持ち主。これまでどんな演技を披露してきたのか、この機会に振り返ってみたい。

GACKTがフジテレビドラマ初出演で月9初主演 7月期放送『ブラックトリック』で弁護士役に

GACKTが主演を務める月9ドラマ『ブラックトリック~裁きを操る弁護人~』が、7月20日よりフジテレビ系で放送される。“でっち上…

 GACKTが俳優デビューを果たしたのは2003年の映画『MOON CHILD』だが、本格的なブレイクは2007年のNHK大河ドラマ『風林火山』だったといえるだろう。

 同作でGACKTが演じたのは、戦国武将の上杉謙信。ヴィジュアル系バンドのイメージを前提としたキャスティングで、耽美なロングヘアの姿で作中に登場した。「軍神」や「越後の龍」と称されるこの武将を“ヴィジュアル系キャラ”として描くというコンセプトは余りに斬新すぎたのか、放送前は反発の声も大きかったという。

 しかし実際に出演シーンが放送されると、全身からほとばしるカリスマ性やミステリアスな雰囲気、戦場を白馬で駆け抜ける合戦シーンの迫力などが高く評価されることに。今なおハマり役の1つとして語り継がれている。

 さらに“役者・GACKT”の印象を決定付けたのは、2019年に公開され、その後続編も制作された映画『翔んで埼玉』だ。

 同作の舞台となっているのは、埼玉県の住人が東京都民から激しい迫害を受ける世界。そこでGACKTが演じる麻実麗は、埼玉県人であることを隠して都内の名門校にやってくる美貌の転校生という役柄で、埼玉解放戦線のリーダー的存在でもある。

 コメディ作品ではあるが、GACKTはシリアスな立ち振る舞いを貫いており、その演技力を高く評価されるきっかけとなった。二階堂ふみ演じる壇ノ浦百美の唇を華麗に奪うシーンや、千葉との決戦前に「敵は流山橋にあり! 出陣じゃ!」と仲間たちの戦意を煽るシーンなど、見どころを挙げればきりがないほどだ。

 その一方、GACKTは声優としていろいろなアニメにも出演してきた。たとえば2010年放送の『屍鬼』では、桐敷家当主の桐敷正志郎役を熱演。「怪しい人物の声を演じるのが上手すぎる」として話題を呼んだ。

 また“ジャンプマンガ”を原作としたコメディアニメ『SKET DANCE』には、ヴィジュアル系に憧れる生徒の“ダンテ”こと伊達聖士役として出演。クールな雰囲気で中二ワードを連発するギャグキャラを巧みに演じており、原作ファンも納得のキャスティングとして評価された。

 なお第17話では、ダンテがヴィジュアル系バンドのボーカルとして学内行事のロックフェスティバルに参戦。そこでGACKTの歌唱によるキャラクターソングが披露されていた。

 さらにGACKT本人が“ゲームキャラ”になったこともある。そのタイトルはスクウェア・エニックスの『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』。ジェネシスというキャラクターに声を当てるだけでなく、実写モデルも務めており、GACKT本人がゲームの世界に入り込んだような表現となっていた。

 どの作品でも強烈な存在感を発揮してきたGACKT。華麗な見た目や独特の演技だけでなく、アーティストとしての活躍や『芸能人格付けチェック』(ABCテレビ・テレビ朝日系)などのバラエティ番組で作り上げたイメージがその原動力の一因になっているのだろう。初の月9ドラマでも、役者として大きな爪痕を残してくれることを期待したい。

■放送情報
『ブラックトリック~裁きを操る弁護人~』
フジテレビ系にて、7月20日(月・祝)スタート 毎週月曜21:00〜21:54放送
出演:GACKTほか
脚本:吉髙寿男、市東さやか、阿部沙耶佳、萩森淳、北浦勝大、鈴木洋介、金沢達也(担当話順)
演出:三橋利行、下畠優太、林徹
撮影監督:佐光朗
照明:加瀬弘行
プロデュース:牧野正
プロデューサー:大野公紀、古郡真也(FILM)
制作協力:FILM
制作著作:フジテレビジョン
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/blacktrick/
公式X(旧Twitter):@blacktrick_fuji

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