『LOVED ONE』を導くディーン・フジオカの俯瞰力 加藤達也プロデューサーが明かす秘話

『LOVED ONE』加藤達也Pが明かす制作秘話

「瀧内公美は太陽のような存在」

――ヒロインに瀧内公美さんを起用した理由もお聞きしたいです。

加藤:ドラマで何度も主演やヒロインを務めている方を起用する選択肢もあったかもしれませんが、今回は“作品ファースト”で考えたいと演出の松山博昭監督とも話していました。映画界で確かな実績を積まれている瀧内さんが、連続ドラマで麻帆のようなヒロイン像を演じたらどうなるのか。演技力も間違いなく素晴らしい方ですし、普段のフィールドとは少し違うテレビドラマに来たとき、視聴者の方にどう映るのかにも可能性を感じました。新鮮なキャスティングによって、ドラマの未来も広がると思い、お願いしました。実際の現場でも、瀧内さんは太陽のような存在です。現場を明るくしてくださって、みんなが和気あいあいと、それぞれの個性を出せる空気を作ってくれている。本当に頭が上がらないですね。

――オリジナル作品となる本作で加藤さんが特に注目しているキャラクターがいれば教えてください。

加藤:山口紗弥加さん演じる穂乃果は、物語のキーパーソンになっていく存在だと思います。序盤はMEJと対立する立場にも見えるのですが、そこからどう変化していくのか。MEJのメンバーだけでなく、視聴者の方が最初に抱いた印象や期待がどう裏切られ、どう更新されていくのかも、この作品の大きなドラマになっていくと思います。

河野(フジテレビ広報宣伝部):山口さんが以前お話されていたのですが……瀧内さんと山口さんは約6年前に『共演NG』(テレ東系)で共演されていて、そのときに、瀧内さんがご自身で“泣きの瀧内”というキャッチコピーをつけられていたそうです。山口さんは「勝手ながら戦友だと思っている」とおっしゃっていました。その“戦友”という関係性は、『LOVED ONE』でも感じていただけると思います。

加藤:お二人にはすごく強い絆がありますよね。瀧内さんも感情が高ぶると泣きやすいタイプの方で、本作でも台本に「泣く」と書いていない場面でも自然と涙が出ていたりするんです。八木勇征くんが演じた本田にフォーカスが当てられた第2話でも泣いていました。でもカットがかかると、すごくハツラツとしているんです(笑)。第4話は、瀧内さん演じる麻帆と穂乃果の間に女性同士の友情が芽生えていく回でもあります。その化学反応はかなり意識して作った部分なので、回を追うごとにより深みが出ていけばいいなと思っています。

■放送情報
『LOVED ONE』
フジテレビ系にて、毎週水曜22:00~22:54〜放送
出演:ディーン・フジオカ、瀧内公美、八木勇征、綱啓永、安斉星来、川床明日香、草川拓弥、山口紗弥加
脚本:守口悠介、市東さやかほか
プロデュース:加藤達也
演出:松山博昭、並木道子
制作協力:AOI Pro.
制作著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/lovedone/
公式X(旧Twitter):https://x.com/lovedone_fuji
公式Instagram:https://www.instagram.com/lovedone_fuji/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@lovedone_fuji

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