Mrs. GREEN APPLE 藤澤涼架が『リブート』で放つ異彩 芝居の核になった“大森元貴の助言”

藤澤涼架が『リブート』で放つ“異彩”

 毎回、予想を裏切る展開で、後半に入ってからも息をつく暇がない、日曜劇場『リブート』(TBS系)。誰が味方で誰が敵なのか、二転三転する中、鈴木亮平が演じる主人公・早瀬陸は真実を追い求め、妻・夏海(山口紗弥加)の殺害犯への復讐を誓う。

 3月8日に放送された第7話で、冬橋(永瀬廉)らが運営するNPO法人「しぇるたー」の大切な仲間であるマチ(上野鈴華)が殺されてしまった。マチがいると思われる場所に、早瀬と冬橋は密かに向かったはずが、なぜか合六(北村有起哉)が現れ、早瀬は不審に思う。すると、冬橋の相棒である霧矢(藤澤涼架)が、「俺です。合六さんに冬橋さんが妙な動きしたら教えろって言われてたんで」と吐露した。続く第8話で霧矢の真意は明らかになるが、第7話視聴時には、冬橋にとって、霧矢は常に信頼してきたバディなのに、ボスである合六に命令されれば、冬橋さえも裏切るのかと驚愕した。

 藤澤が演じる霧矢は、表では子どもを支援する「しぇるたー」の職員であり、裏では冬橋と共に合六の部下として、闇の仕事を請け負っている。霧矢は並外れたコミュニケーション能力を持っており、笑顔が印象的な明るいキャラクター。やや軽薄なタイプで、言葉遣いも悪いが、冬橋の命令には忠実に従っていた。それゆえに、冬橋の頭越しに合六の命令を遂行していたことに驚かずにはいられなかった。そんな複雑な設定の演技を、藤澤は見事に表現していた。

 合六に“告げ口”したことを明かすシーンで、藤澤は唇を噛み、少し困ったような表情を見せ、霧矢の心情を露わにしながら、役を体現していた。3人組バンド、Mrs. GREEN APPLEのメンバーで、キーボードを担当している藤澤は、近年俳優業を開始し、『リブート』が連続ドラマ初出演作に。俳優としては連ドラ初挑戦ながらも、しっかりと見せ場があり、画面の中で目を引く存在感を発揮している。

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