『Missホンは潜入調査中』CEO役も話題 エリートから殺人鬼まで、コ・ギョンピョの振り幅

CEOから殺人鬼まで、コ・ギョンピョの振り幅

 コ・ギョンピョが出演しているドラマ『Missホンは潜入調査中』がNetflixで独占配信されている。証券会社の不正に目を光らせるエリート証券監督官のホン・グムボ(パク・シネ)が、相場操作疑惑のあるハンミン証券に潜入捜査し、この証券会社の新CEOに就任した元恋人のシン・ジョンウ(コ・ギョンピョ)と再会することから始まる、1990年代を舞台にしたオフィスコメディだ。

 実年齢35歳のホン・グムボは、15歳もサバを読んで“20歳の新卒社員”として妹の名前ホン・ジャンミを借り、一人っ子という設定で潜入している。フレッシュな新人のはずが、ちょっと老け顔であやしまれたりするも、機転を利かせてなんとかその場を切り抜けていくグムボ。しかし、持ち前の頭脳と反骨精神により、ふてぶてしい態度を取ったり、職場のピンチを救ったり。静かに潜入しなければいけないはずのグムボだが、逆に目立つ存在となってしまう。

『Missホンは潜入調査中』(tvN公式サイトより)

 そんなグムボの存在が気になるようになったジョンウは、かつて恋人同士だったこともあり、ジャンミの正体はグムボで、潜入捜査をしているのではないか? と早い段階からあやしむのだった。CEOとしての立場での確認という意味と、かつての恋人同士だった時を思い出しながらの個人的欲求で、真実が知りたくなるジョンウ。一方で、グムボのルームメイトで周りには身分を隠している会長の娘との婚約話が密かに進んでいく。ワーカホリックで野心的なジョンウだが、グムボと再会することで、変化が訪れる。

 ヒロインのパク・シネは、日本での第1次韓流ブームの頃に主演チェ・ジウの子ども時代を演じた『天国の階段』(2003年)や、第2次韓流ブームの頃に男装してスターとなっていく『美男<イケメン>ですね』(2009年)から、最近では悪魔が憑依した裁判官役の『悪魔なカノジョは裁判官』(2024年)と多彩なキャラクターを演じられることでも知られているが、最新作『Missホンは潜入調査中』でもテンポよく進んでいくストーリーのなかで、コ・ギョンピョとともにキャラクターを魅力的に見せている。ちなみに、妹のジャンミ役は、ITZYのユナがダイナミックに演じているのもチェックポイントだ。

『Missホンは潜入調査中』(tvN公式サイトより)

 コ・ギョンピョについて、近年の作品を中心に辿ってみたいと思う。1990年6月11日生まれの、今年36歳。高校生の頃、YGエンターテインメントのオーディションに合格して練習生として活動するが、最終的に2010年のドラマ『ジャングルフィッシュ2』で俳優デビュー。以降も地道に助演として下積みをし、日本の漫画原作の韓国版『のだめカンタービレ ~ネイル カンタービレ』(2014年)などで徐々に知名度を上げていくなか、大ヒットした『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(2015年)で一躍脚光を浴びる。

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