長濱ねる、活動10年を経て変化した芝居との向き合い方 「“手放す”ことを試せるようになった」

長濱ねる、変化した芝居との向き合い方

「今まで見せたことのないような表現をたくさんしていきたい」

ーー長濱さんが芸能活動を始められてから、2025年でちょうど10年が経ちました。お芝居をする上で、意識が変化した部分もあるのではないでしょうか。

長濱:お芝居の経験はまだまだ浅いですし、「とにかくみなさんの迷惑にならないように」とか、「求められたことにきちんと応えられるように」という気持ちが今はまだ大きくて。なので、明確に“これがきっかけで変われた”という出来事があるわけではないのですが、これからの目標として、少しずつ求められた役にプラスして、自分ならではの個性をしっかりと出せていけたらいいなと思っています。まだまだその域には達せていないので、今は日々先輩方に着いていくのに必死です。

ーーその一方で、求められる役割やポジションは変化していますよね。より大きな役割を任されるようになっている気がします。

長濱:今までは家で考えて、自分自身の表現がある程度固まりきった状態で現場に立つことが多かったです。現場で生まれたことにひとつずつ反応して、きちんと“生の瞬間”を演じていくことは、自分にとっては怖いことで……不安だし、うまくできなかったらどうしようと思っていました。でも、素晴らしい共演者の方々とお芝居をさせていただいて、家で1人で考えていたときよりも、より魅力的なシーンにできたという実感が少しずつ重なってくるようになりました。そういう意味では、お芝居の中で、“こうしなくちゃ”という自我や、不安に押しつぶされそうでたくさん準備する自分を“手放す”ことを試せるようになってきたと思います。

ーー2025年は多くの作品に出演されましたが、長濱さんにとって2025年はどんな1年になりましたか?

長濱:昨年は芸能活動10周年という節目の年でもあったので、自分がこれまで歩んできた道のりみたいなものを振り返る瞬間が多かったです。本当にたくさんの方に出会って、一つひとつのご縁にここまで連れてきていただいたんだなと改めて実感しました。本当に感謝が募る1年でした。

ーーそれを踏まえて、2026年はどんな1年にしていきたいですか?

長濱:どうしたら自分という人間を必要としてもらえるんだろうと考えたときに、今までの自分のお芝居であったり、自分が重ねてきたものを、いかに裏切って、新しい一面を見せていけるかが必要になってくるのかなと思っていて。今回の役もそうですが、みなさんに今まで見せたことのないような表現をたくさんしていきたいです。

『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』の画像

木曜ドラマ『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』

主人公・米田正子が、なかなか手を出せない“厄介な”事案を扱う複雑国税事案処理室、通称“ザッコク”を創設し、個性派揃いのメンバーとともに事案と向き合っていく。

■放送情報
木曜ドラマ『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:松嶋菜々子、佐野勇斗、長濱ねる、千葉雄大、高橋克実、戸次重幸、大地真央、寺尾聰
脚本:『g.O.A .T』
演出:田村直己(テレビ朝日)、楢木野礼、塚本連平
ゼネラルプロデューサー:服部宣之(テレビ朝日)
プロデューサー:浜田壮瑛(テレビ朝日)、木曽貴美子(MMJ)、小路美智子(MMJ)
音楽:村松崇継
主題歌:斉藤和義「鏡よ鏡」(SPEEDSTAR RECORDS)
制作協力:MMJ
制作著作:テレビ朝日
©テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/okome/
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