礼真琴、CULEN所属への決意と“元宝塚”の自負 「安定に衝撃を与え続ける」第2章の幕開け

礼真琴、CULEN所属への決意と宝塚17年の自負

 宝塚歌劇団星組のトップスターとして、約17年間にわたり舞台の中心に立ち続けてきた礼真琴。2009年、宝塚歌劇団(以下、宝塚)に首席入団し、圧倒的な実力と華やかさでスター街道を駆け上がってきた礼は、トップスター就任後も6年弱にわたりその座を守り抜いた。

 そんな彼女が、退団後の所属先として選んだのは、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が所属する芸能事務所「CULEN」。宝塚で濃密な日々、トップとして背負い続けた重圧、そして新しいステージに臨む今の心境までーー。第2章の幕開けを迎えた礼に、未来への覚悟と率直な想いを聞いた。

「自立しろ!」と背中を押されているような気持ち

ーーCULENに所属することを決めた理由について教えてください。

礼真琴(以下、礼):最後の1日までは、宝塚のことだけを考えて全力で全うしようと思っていたので、退団後の明確なビジョンは決めていなかったんです。すべてをやり遂げたあと、改めて自分の進む道について考えたとき、舞台でずっと育ってきたからこそ、その道を極めたいという気持ちがある一方で、自分ひとりでは到底届かないような世界に挑戦してみたいという思いが芽生えていきました。そんなタイミングで、以前からご縁のあったCULENで挑戦したいと思いました。

ーーCULEN初の女性アーティストということでも大きな話題になりました。11月に開設されたInstagramにも多くの反響が届いていたのでは?

礼:ありがたいことに、たくさんの反響をいただきました。ただ、SNSはこれまでまったく触れたことがなかったので、やり方がさっぱり分からなくて……(笑)。事務所の方々にサポートしていただきながら、少しずつ慣れているところです。ファンの方からのメッセージをリアルタイムで読めるなんて、すごい時代ですよね。

ーー新しい地図のお三方との交流は?

礼:それが、まだないんです(※インタビュー当時)。きちんとご挨拶させていただきたい思いはあるのですが……。そんななかでも、SNSでコメントを出してくださったり、とても優しくしていただいて。子どもの頃からずっと見てきた方々なので、同じ世界にいるとはいまだに信じられません。こうして芸能の世界に携わるようになって、お三方のすごさを改めて感じる毎日です。

ーー宝塚を卒業して、さまざまなことが変化したと思いますが、なかでも「これが一番変わった!」ということがあれば、教えてください。

礼:すべてが新鮮すぎて、「自分が自分じゃないみたい!」と感じる日々を送っています。そんななか、一番を挙げるとすれば……“家”ですかね。

ーー東京に出てこられたんですもんね。

礼:はい。兵庫から東京に来て、「山がない……!」と思いました。久しぶりの大都会に戸惑いを隠せない自分がいます。

ーーたしかにそれは大きな変化ですね。

礼:宝塚では、ずっと同じ仲間たちと舞台に立つので、何をするにも気心知れたメンバーがそばにいてくれました。でも、今はすべてが一期一会なので、それも新鮮ですね。出会いの大切さをより強く実感するようになりました。それから、宝塚にいる間は何から何まで劇団が支えてくださっていたので、「こんなことも自分でやらなければならないんだ……!」と驚くことが多いです。改めて劇団への感謝の気持ちが湧きますし、「自立しろ!」と背中を押されているような気持ちです。しっかり前に進んでいきたいと思っています。

ーー退団後、お休みは取れましたか?

礼:宝塚を退団したあとは、コンサートや撮影でロンドンに行かせていただいて。それから、引越し準備をしていたので……。東京と関西を行き来している間に、いつの間にか終わっていましたね(笑)。怒涛の日々を経ての、今です。

ーー不安を感じることは?

礼:多いです! もう、何も分からないので。今日の撮影とかも、スタジオに着くまでの間、「どうしよう、できるかな」ってずっと不安でした。毎回、新鮮に緊張していますね(笑)。お稽古のときも、「どんな服を着て、何を持っていけばいいの……」と戸惑うことも多くて。でも、いざお仕事が始まると、皆さんのおかげですごく充実した時間を過ごさせていただけるので、ありがたいです。新しい環境に初めて飛び込むとき特有の不安と、よく分からない興奮が入り混じっている感じです。

ーープレッシャーはありますか?

礼:プレッシャーに関しては、ありがたいことにずっと期待していただける環境にいたので、慣れてはいますね。ものすごく負けず嫌いなので、「そのプレッシャーを超えてやろう!」みたいな根性が備わっているのかもしれません。

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