大泉洋、10月期日テレドラマ『俺たちの箱根駅伝』で主演 「しっかり見届けていただければ」

大泉洋、10月期『俺たちの箱根駅伝』で主演

 日本テレビ系で連続ドラマとして放送される『俺たちの箱根駅伝』の放送時期が10月に決定。大泉洋が主演を務めることが発表された。

 原作小説は、「東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」の裏側を、作者である池井戸潤自身が十余年にわたる綿密で膨大な取材をもとに『週刊文春』で1年半にわたり連載、著者史上初となる単行本上下巻組で発刊された。1987年以来、箱根駅伝を生中継し続けてきた日本テレビが、主催・関東学生陸上競技連盟の全面協力を得て映像化を手がける。

 2年連続で箱根駅伝本選出場を逃した古豪・明誠学院大学。箱根駅伝に出場するには、まずは10月に行われる予選会を突破しなければならない。明誠学院は、果たして箱根路を走ることはできるのか。また中継を担うテレビ局側でも不測の事態が起きていた……。

 脚本を手がけるのは、『ココア』(フジテレビ系)の鈴木すみれ、『ごくせん』シリーズ(日本テレビ系)の松田裕子。演出は、『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)の猪股隆一、『ホットスポット』(日本テレビ系)の山田信義らが担当する。

 大泉が演じるのは、『箱根駅伝』の生中継を担うテレビ局のチーフプロデューサー・徳重亮。 徳重亮は箱根駅伝を生中継するにあたり、局内外から次々と降りかかる難題や不測の事態に立ち向かいながら、ランナーたちの一瞬にかける情熱を伝えるため奔走する。

 そんな役どころに、大泉は「池井戸作品ならではの数々の敵が現れてくるのですが、『箱根駅伝』に熱い信念を持った徳重がいちテレビマンとして、どう泳ぎきっていくのか、そして一度は箱根を諦めた選手達が箱根駅伝でどんな奇跡を起こすのか、テレビの前でしっかり見届けて頂ければと思います」と語る。

 池井戸は、「今回、日本を代表する人気俳優である大泉洋さんに大役を引き受けていただき、本当に感謝しています。そして、大泉洋さんならでは、『徳重亮』の奮闘を期待して止みません」とコメントを寄せた。

 また小説では、明誠学院大学の陸上競技部を中心とする学生チームが物語の主軸となっているが、今回のドラマ化では池井戸潤からの依頼も受け、テレビ局編に重点を置いた構成へと再構築。2日間で14時間以上も生中継を行うテレビ局の現場で、何が起き、誰が決断し、どのように『箱根駅伝』は視聴者のもとへ届けられているのか。学生たちの限界に挑む走りと、それを届けるテレビ中継スタッフたちの闘いが、同時進行で描かれていく。

 公開された大泉のビジュアルを手がけたのは、写真家の操上和美。今回の撮影では、大泉演じる徳重亮が、いくつもの不測の事態に向き合い、決断を重ねていくチーフプロデューサーとしての奮闘ぶりを、操上ならではの視点で鮮烈に切り取っているという。長年にわたり操上の作品に憧れていた大泉の念願が、今回の撮影で実現。そして実は操上もまた、大泉を長年注目し、その存在感に特別な魅力を感じていたという。撮影を終え、大泉は「ラブコールが叶いました。短い時間の撮影でしたが、まさしく、操上さんとのセッションでした。素晴らしい写真ばかりで、これでいつ死んでも遺影が撮れたのでよかったです(笑)」とコメントした。

コメント

大泉洋(主演)

この度、池井戸先生原作のドラマ『俺たちの箱根駅伝』で主演を務めさせていただくことになりました。「箱根駅伝中継」を任されたスポーツ局のチーフプロデューサーの徳重亮を演じます。「箱根駅伝」と言いますと、選手や監督の熱いドラマが主役ではあるのですが、池井戸先生原作のこのドラマは、その熱い走りを中継するテレビ局側の物語でもあるという切り口がとても新鮮で面白いと思いました。「箱根駅伝」という長い伝統を持つ唯一無二の番組を作るには、当然様々な人々の思い、思惑が入り乱れます。伝統を守り抜きたいもの、伝統を壊したいもの……。多くの問題、理不尽な社内事情など、池井戸作品ならではの数々の敵が現れてくるのですが、「箱根駅伝」に熱い信念を持った徳重がいちテレビマンとして、どう泳ぎきっていくのか、そして一度は箱根を諦めた選手達が箱根駅伝でどんな奇跡を起こすのか、テレビの前でしっかり見届けていただければと思います。どうぞ、ご期待ください。

池井戸潤(原作者)

この作品をドラマ化するにあたり、私からドラマの制作陣にひとつ、お願いをしました。それは、学生チームだけを主軸にするのではなく、『箱根駅伝』という番組の作り手であるテレビ局側をも中心に据えること、いえ、むしろそちらに重点を置いて構成し直してほしいということです。 あまり知られていませんが、『箱根駅伝』という番組は一日にして成立したわけではなく、その企画を通すことにすら何年もの歳月を要し、社運を賭したといっていいビッグ・プロジェクトなのです。 学生たちの熱い戦いを、特に箱根の山々に囲まれて電波が阻まれる5区をどう「生」で中継するのか。当時、技術的に不可能と言われたこの難題に挑んだテレビマンたちがいました。その溢れんばかりの情熱、チャレンジ精神。困難に立ち向かう勇気。そこには学生ランナーたちが「箱根」にかける思いに匹敵する質量があり、いまなおその精神は引き継がれています。 テレビには映らない、火傷しそうに熱いスタッフたちの奮闘、混じり気無しにひたすら状況を伝えることに徹するアナウンス、その根幹にあるひたむきで実直なスポーツ中継への思い。これもまた、もうひとつの『箱根駅伝』そのものです。今回、日本を代表する人気俳優である大泉洋さんに大役を引き受けていただき、本当に感謝しています。そして、大泉洋さんならでは、「徳重亮」の奮闘を期待して止みません。がんばれ大泉洋。がんばれ『箱根駅伝』。

■放送情報
『俺たちの箱根駅伝』
日本テレビ系にて、10月放送
出演:大泉洋
原作:池井戸潤(文藝春秋)
脚本:鈴木すみれ、松田裕子
演出:猪股隆一、山田信義ほか
プロデューサー:小田玲奈、藤澤季世子、大井章生、鈴木香織、森雅弘
協力:一般社団法人 関東学生陸上競技連盟
制作協力:AX-ON
©日本テレビ
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