永瀬廉、『リブート』で裏組織の実行役に Mrs. GREEN APPLE 藤澤涼架は連ドラ初出演

永瀬廉&藤澤涼架『リブート』出演

 鈴木亮平が主演を務める2026年1月期のTBS日曜劇場『リブート』の追加キャストとして、永瀬廉と藤澤涼架(Mrs. GREEN APPLE)の出演が決定した。

 本作は、愛する人の死を巡って嘘と真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ないスピードで展開していく“エクストリームファミリーサスペンス”。日曜劇場『グランメゾン東京』(2019年/TBS系)、日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年/TBS系)、日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(2023年/TBS系)などの黒岩勉による完全オリジナル脚本で、構想に3年をかけた一作となる。

 1人目の主人公・早瀬陸は、妻、息子、母親と4人でハヤセ洋菓子店を営む穏やかでお人好しなパティシエ。しかし2年半前に妻の夏海が失踪。その妻の「遺体が見つかった」と早瀬の前に刑事が現れたところから物語が動き始める。悲しみにふける間もなく、早瀬は身に覚えのない証拠で妻殺しの犯人として仕立て上げられ逮捕されることに。

 その早瀬の店に現れるもう1人の主人公・警視庁捜査一課の刑事・儀堂歩は、裏社会組織とも繋がっている悪徳刑事。犯人逮捕のためには、違法な捜査も厭わない。でっちあげの証拠も固められ有罪がほぼ確定している中で、早瀬は大きな決意をする。それは妻を殺害した犯人を自らの手で見つけ出し、自身の潔白を証明すること。そのために愛する家族と過去を捨て、儀堂の顔に変わる=“リブート(再起動)”を決意する。

 早瀬陸と儀堂歩、2人の主人公を演じるのは、 2021年7月期『TOKYO MER~走る緊急救命室~』、2023年10月期『下剋上球児』(TBS系)に続いて、約2年ぶりに日曜劇場で主演を務める鈴木。そして、早瀬のもとに突如現れる、夏海の元同僚の公認会計士・幸後一香を戸田恵梨香が演じる。そのほか、矢崎滉、黒木メイサ、原田美枝子、北村有起哉、酒向芳、塚地武雅、津田篤宏(ダイアン)らが出演する。

 新たに出演が発表されたのは、2人の主人公と北村有起哉演じる合六亘の闇組織をつなぐ連絡役、そしてそのバディ。

 永瀬が演じるのは、NPO法人「しぇるたー」職員の冬橋航。子どもを支援するNPO法人の職員という表の顔を持ちながら、裏では合六の直属の部下として裏仕事の実行役を担う。儀堂への連絡係も担当し、合六の命令に背いていないか監視も行う役どころだ。永瀬のTBS連続ドラマおよび日曜劇場への出演は、2023年4月期の『ラストマン-全盲の捜査官-』以来となる。

 藤澤は、冬橋の仕事仲間・霧矢直斗を演じる。冬橋とバディを組む仲間で、並外れたコミュニケーション能力を持つ明るいキャラクター。言葉遣いが悪く軽薄だが、冬橋の命令には忠実に従う。Mrs. GREEN APPLEのメンバーである藤澤は、今回が連続ドラマ初出演となる。

コメント

永瀬廉(冬橋航役)

また日曜劇場に呼んでいただけて本当に嬉しく、身が引き締まる思いでした。
脚本の黒岩さんが書かれた台本はとても面白く、全体的にダークな雰囲気が漂い、複雑に絡み合ったストーリー展開なので、最初は「自分の役をどう演じようか」と考えることも忘れるほど夢中になってしまい、読み進めるうちに自然と物語の世界へ入り込んでいました。
僕が演じる冬橋は、今まで演じた役の中で一番バイオレンスな部分を持っています。しかし、ただ暴力を振るうだけでなく、そこには内に秘めた悲しい気持ちや、ある目的があり、ただの悪ではない、葛藤を持った人間として描かれています。彼だけではなく、登場人物それぞれに正義があるのがこの『リブート』という作品です。自分なりの正義を貫き通す冬橋という役に出会えたこと、とても光栄でしたし、プロデューサーの東仲さんと黒岩さんに感謝をしています。
亮平さんはとても頼りになる方で、一つ一つのシーンに一切の妥協をしない姿勢が本当に魅力的でした。尊敬できる部分ばかりで、共演を通して多くのことを、その大きな背中を見ながら学ばせていただきました。
体格差がある分、亮平さんの持つ圧倒的なオーラや威圧感に負けないよう、冬橋としてしっかり面と向かって怯まずにいられるよう、気持ちの強さを大事にしながらお芝居をさせていただいていますので、見守っていただければ幸いです。
物語は怒涛の展開が続き、毎回思わず息をのむ瞬間があります。
何度観ても楽しめる作品になっているので、1回目は推理しながら観ていただいて、次は全ての真相を分かった上で、このときの行動はこういうことだったんだ! と登場人物1人1人にフォーカスを当てて観ていただけると、より深く楽しめる作品になっています。
個人的に注目していただきたいのは、冬橋と早瀬との関係性の変化です。回を重ねるごとに、2人の関係性や冬橋のスタンスが変化していく様子は、僕自身も演じていて非常にやりがいを感じました。一秒たりとも見逃せない『リブート』をどうぞお楽しみに!

藤澤涼架(霧矢直斗役)

初めての連続ドラマ出演が日曜劇場でとても光栄です。台本の読み方から学びつつ、お話を読み進めていきました。全体的にシリアスで、誰が味方で誰が敵なのか疑い深く考察したりと、ページをめくるごとに息を呑むシーンばかりで惹き込まれる一方でした。そんなダークな空気感の中でも僕が演じる霧矢は他の登場人物に比べて少し抜けているというか、力みが無い感じがどこか安心するような……。でもそれすらも、何か裏を持っているような……。僕自身読み進めていく中で、霧矢の内側に迫っていくのが、終盤まで非常に難しかったです。
不器用ながらも霧矢には霧矢なりの愛情が強くあり、そんな心情が垣間見えるところにグッと来ます。そんな事を大切にしながら、霧矢を精一杯演じさせていただきました。あたたかく見守っていただけると幸いです。
鈴木亮平さんは、右も左も分からず体当たりで臨んでいた僕にいつも親身にアドバイスを下さり、本当に有り難かったです。演技に対しての情熱、そして現場の空気感を大切にされている亮平さんのもとで初の連続ドラマに出演できた事に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
シリアスなシーンが沢山ありますが、何よりもこの作品の大事なテーマは「家族愛」です。この物語にも様々なかたちの家族があります。それぞれの愛と信念が交差していき、時にぶつかり、時に混ざり合う。そういった部分での、駆け引きの緊張感を楽しんでいただけるのではないかと思います。

東仲恵吾(プロデュース)

新たに、主人公の運命に深く関わる2人のキャストが発表されました。彼らが演じるのは“等身大の若者”。苦悩し、葛藤しながらも、今を必死に生き抜く存在です。性格は対照的でありながら、互いが欠けると成立しない。そんな唯一無二のバディでもあります。
永瀬さんには、胸の奥に秘めた野望と信念を抱え、感情を押し殺しながらもがき続ける役をお願いしました。静と動が交錯する複雑な人物であり、その内側の感情が溢れ出し、やがて爆発していくとても難しい役ですが、以前ご一緒した永瀬さんなら必ず表現できると確信して、彼をイメージして作り上げたキャラクターです。
一方の藤澤さんには、持ち前の空気を明るく照らす力をそのままに、裏の仕事に身を置きながらも不思議と陰に沈まない役を演じていただきました。リアリティと軽やかさを併せ持つそのキャラクターは、まさに藤澤さんにしか到達できないものです。
この2人が加わったことで、物語の中に新たな躍動と温度が立ち上がり、バディとしての存在感が一気に輪郭を持ちはじめました。愛おしくも切ない2人の関係性。そして、彼らが主人公の“敵”となるのか、“味方”となるのか。ぜひご期待ください。

■放送情報
日曜劇場『リブート』
TBS系にて、2026年1月スタート 毎週日曜21:00~21:54放送
出演:鈴木亮平、戸田恵梨香、永瀬廉、蒔田彩珠、中川大輔、藤澤涼架、藤田ハル、矢崎滉、野呂佳代、塚地武雅、津田篤宏(ダイアン)、伊藤英明、池田鉄洋、酒向芳、黒木メイサ、原田美枝子、北村有起哉
脚本:黒岩勉
プロデュース:東仲恵吾
協力プロデュース:國府美和
演出:坪井敏雄、田中健太、元井桃
製作著作:TBS
©TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/REBOOT_tbs/
公式X(旧Twitter):@reboot_tbs
公式Instagram:reboot_tbs
公式TikTok:@reboot_tbs

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