エル・ファニング、『プレデター:バッドランド』に自信 「スケール感は劇場でこそ」

『プレデター:バッドランド』キャストが自信

 映画『プレデター:バッドランド』のワールドプレミアが、アメリカ現地時間11月3日にハリウッドのチャイニーズ・シアターで開催された。

 1987年の記念すべき第1作から、高度な科学技術を駆使した宇宙最凶の戦士プレデターと人類の死闘を描き、その唯一無二の世界観でファンを魅了し続けてきた『プレデター』シリーズ。今回シリーズ初となる、プレデターを主人公として描く新章が始動する。

 会場には、歴代のプレデターに扮したファンが多数集結。レッドカーペットにはダン・トラクテンバーグ監督、主人公・若きプレデター・デクを演じるディミトリアス・シュスター=コロアマタンギ、そしてデクと旅をともにする半身のアンドロイド・ティアを演じるエル・ファニングらが登場し、会場は熱気に包まれた。

 『プレデター:ザ・プレイ』でも高い評価を得たトラクテンバーグ監督は、ニュージーランドでの過酷な撮影を振り返りながら、「子供の頃から愛してきたシリーズを監督できるのは本当に光栄。だが今回は“単なるプレデター映画”ではなく、すべてのSFファンが楽しめるユニークな作品を目指した」とコメント。

 さらに「視覚的なスペクタクルは他にないもの。ほとんどのシーンを実際に俳優たちが演じて撮影した。巨大モンスターとの対決や格闘シーン、サウンドも圧巻。ぜひ大きなスクリーンで体験してほしい」と呼びかけた。

 デクを演じたシュスター=コロアマタンギは「最高だ。家族と一緒にLAのプレミアに来られてうれしい。俺たちが準備してきたものをようやく見てもらえる」と興奮気味に語り、「映画館で観てこそ真価を発揮する作品。迫力ある環境で観てくれ」とファンにメッセージを送った。

 ティア役のファニングはシックなドレス姿で登場。「このシリーズに関わるのは初めてで本当にワクワクしている。監督は想像力豊かで情熱的。彼が創り出す世界が大好き」と笑顔で語りつつ、「ニュージーランドの雄大な自然の中でロケを行った。あのスケール感は劇場でこそ伝わる。この映画では笑いも涙もある。観客と一緒に息をのむ体験をしてほしい」と映画館での鑑賞を勧めた。

 イベント当日は、プレデターのマスクを被ったファンとのサイン交流や記念撮影も行われ、終始笑顔のキャストたち。上映前の舞台挨拶では監督、ファニング、コロアマタンギが揃って「この映画は劇場でこそ観るべき」と強調し、熱狂の中でプレミアが締めくくられた。

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■公開情報
『プレデター:バッドランド』
11月7日(金)全国ロードショー
出演:ディミトリアス・シュスター=コロアマタンギ、エル・ファニング
監督:ダン・トラクテンバーグ  
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン  
©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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