2025.10.24 16:15

バイきんぐ小峠英二がモヒカンドレッドで「なんて地だ!!」　『プレデター』最新作に興奮

文＝リアルサウンド映画部

　映画『プレデター：バッドランド』のサバイバルイベントが10月23日に渋谷ストリームホールにて開催され、バイきんぐの小峠英二と西村瑞樹、タレントの井上咲楽が登壇した。

　1987年に公開された第1作目から、クロスオーバー作品も含め全7作品、世界中でカルト的人気を誇るシリーズ『プレデター』。高度な科学技術を駆使した武器を持つ宇宙で最も危険な戦士プレデターと人類の攻防を描き、世界的な人気を誇ってきたシリーズだが、本作ではプレデターを敵ではなく主人公として描くシリーズ初となる試みに挑む。

　イベントでは、生存不可能とされる“宇宙一危険な地”・バッドランドを模したセットが登場。鬱蒼とした植物や怪しげな雰囲気が漂う中、まず登場した井上は「サバイバル大好きタレントの井上咲楽です！」と元気に挨拶。「実家が栃木県の山奥で、薪を切って暖を取るような生活をしていました」と語りつつ、「今日は迷彩のワンピースにかわいらしさをプラスしました。髪はプレデター風にドレッドにしてきました」とファッションのポイントを明かした。

　続いて登場した西村は、迷彩服姿で「この草木の感じ、すぐにでもテントを張りたくなりますね」と笑顔を見せたが、MCから「危険な植物やクリーチャーが襲ってくる場所。生き残れそうですか？」と問われると「どうでしょうね……。斧やナイフ、重さ5kgのフライパンを持っているので、それを武器に頑張ります」と話した。

　会場の照明が赤く染まると、プレデターの姿を模した人物が登場。その正体は、西村の相方である小峠英二だった。映画の主人公・デクをイメージしたモヒカンドレッド姿で登場した小峠は、ステージ中央で「『プレデター：バッドランド』なんて地だ!!」と叫び、イベントを盛り上げた。

　小峠は本作について、「プレデターが“狩る側”ではなく“狩られる側”になるのは新しい。強さだけでなく、人間味や駆け引きが見えてくる気がします」と語り、西村も「プレデターを狩る側はどんな存在なのか、さらに上回る怖さがありそう」とコメント。井上も「今まで怖いと思って見ていたけど、今回は感情のあるプレデターとして描かれるのが楽しみです」と期待を寄せた。

　映画では、未熟さゆえに一族を追放された“半人前プレデター”のデクが描かれる。これに小峠は「仲間から外された存在がどう成長していくのか、見届けたいですね」と話し、西村も「半人前のプレデターという設定が面白い」と興味を示した。さらに井上は「人間のように感情を持つキャラクターだからこそ、ティアとの絆の描かれ方が気になります」と語った。

　「デクとして“最悪の地”に放たれたら？」という質問に、西村は「武器を駆使して戦う」と回答。「大鍋とフライパンで戦います」と笑いを誘い、井上は「小峠さんに助けを求める」と答えたが、小峠からは「いやです！」と即答。息の合ったやりとりで会場を和ませた。

　最後に井上は「プレデターの感情やコミュニケーションの描かれ方が楽しみ」と話し、西村は「“狩られる側”となる新しい展開に注目したい」とコメント。小峠は「人間味のあるプレデターの姿を観てみたい」と語り、作品への期待を示した。