『バーフバリ エピック4K』12月12日より2週間限定公開 監督自ら2作品を再編集し新たな姿に

『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』の2作品を再編集した映画『バーフバリ エピック4K』が、12月12日より2週間限定で日本公開されることが決定。あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。
古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」を基に製作された2部作構成のスペクタクルアクションエンターテイメント『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』。本作は、そんな『バーフバリ』2部作のインドでの公開10周年を記念し、S・S・ラージャマウリ監督自らの手で計5時間26分にも及ぶ2作を再編集、そして一部シーンの追加を行い、1つの作品として凝縮して作り上げた作品。劇場公開はインド、アメリカ、そして日本の3カ国限定となる。
遥か遠い昔巨大な滝の下で育った青年シヴドゥは、美しい女戦士アヴァンティカと出会い、恋に落ちた。彼女の一族が暴君バラーラデヴァが統治するマヒシュマティ王国と戦いを続けてることを知り、戦士となって王国へ乗り込んで行くのだが、そこで彼は、王妃でありながら25年間も幽閉されている実の母・デーヴァセーナの存在と、自身が王国の王子マヘンドラ・バーフバリである事を知る。その背景には、父アマレンドラ・バーフバリが王だった時代に起きた王宮を揺るがす王位継承争いがあった。数奇な運命に導かれた伝説の戦士バーフバリ。祖父、父、息子、三代に渡る壮絶な愛と復讐の一大叙事詩。
公開された予告編は、セリフなし、ファンにはお馴染みの2部作の名場面だけで構成。監督は「最近で『RRR』が世界的な成功を収めた後、多くの人々が『バーフバリ』の存在を知りました。しかし彼らは劇場で観る機会がありませんでした。今、その好機が訪れたのです」とコメントを残している。
S・S・ラージャマウリ監督 コメント
『バーフバリ 伝説誕生』が初めて劇場公開されてから 10 年が経ちました。公開後の反響は予想を超えるものでした。そして物語は『バーフバリ 王の凱旋』へと続き、2つの作品はインド全土のみならず、世界中の観客の心を強く揺さぶる世界を作り上げました。
そして今、公開10周年を記念して、世界観に没入できる1つの作品として私自身が編集した『バーフバリ エピック4K』が誕生しました。
5時間26分に及ぶ大長編を編集するのは簡単なことではありませんでした。しかし、長い時を経て作品を振り返ったことで、新たな視点で物語を見つめ直し、構成を練り直し、オリジナル作品で目標としたスケール感と感情を維持しながら、新たな作品へと生まれ変わらせることができました。編集の過程で、いくつか難しい決断を迫られました。愛着のあるシーンも複数、犠牲にせざるを得ませんでした。しかし、その決断の一つひとつは、『バーフバリ』二部作を何度も観た方にとって本作が全く新しい体験になるようにとの思いと同時に、初めて観る方にとっても同様に本作が魅力的なものになってほしいという願いを込めて行いました。
現代の映画技術、特にIMAXに合わせて映像と音響を刷新し、作品世界がかつてないほど鮮烈に感じられるようにしました。本作を是非、現代の映画館で観客に体験してほしいと思います。『バーフバリ』を一つの物語として、です。
『バーフバリ エピック4K』は単なる過去への回顧ではなく、この10年間に『バーフバリ』を楽しんだ人々と共有する作品でもあります。テレビや配信、リール、ミームを通じてだけでなく、最近では『RRR』が世界的な成功を収めた後、多くの人々が『バーフバリ』の存在を知りました。しかし彼らは劇場で観る機会がありませんでした。今、その好機が訪れたのです。
マヒシュマティ王国に再び足を踏み入れるか、初めて訪れるか――いずれも歓迎します。
—S.S. ラージャマウリ
◼️公開情報
『バーフバリ エピック4K』
12月12日(金)より2週間限定全国公開
出演:プラバース、ラーナー・ダッグバーティ、アヌシュカ・シェッティ、サティヤラージ、ラムヤ・クリシュナ、タマンナー、ナーサル
監督・脚本:S・S・ラージャマウリ
配給:ツイン
2025年/インド/テルグ語/5.1ch/字幕翻訳:藤井美佳/日本語字幕監修:山田桂子/原題:Baahubali: The Epic
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公式サイト:baahubali-movie.com





















