木竜麻生×田牧そらが共有した飛鳥の人物像 『いつか、無重力の宙で』の“重力”の正体とは

月曜から木曜日まで放送中のNHK夜ドラ『いつか、無重力の宙で』より、木竜麻生と田牧そらのコメントが公開された。
本作は、NHKの特集ドラマ『高速を降りたら』にてデビューを果たし、『クラスメイトの女子、全員好きでした』(読売テレビ・日本テレビ系)などの武田雄樹が脚本を務める“2度目”の青春ドラマ。ごくごく普通の30代女性たちが、いつの間にかそっと手放した“夢”を、仲間と共に拾い直す模様を描く。
主人公・望月飛鳥を演じる木竜と、高校時代の飛鳥を演じる田牧。お互いの印象について、木竜は「もともと個人的に(田牧)そらちゃんの作品をいくつか拝見していて、声がすごく好きでした。柔らかくて透明で、独特の音がある。飛鳥の“根”の部分の純粋さを持った方だなと思いました」と語る。一方の田牧も「とても明るくて気さくな方でした。積極的に話しかけてくださり、『飛鳥はこういう感じかな』と話せたのはすごく心強かったです」と撮影を振り返った。
役作りについて木竜は、「30歳になった飛鳥は、仕事に慣れてきた部分と、いっぱいいっぱいな部分がある。その中で高校時代の仲間と再会し、忘れていた“熱”を少しずつ取り戻していく難しさを感じた」と明かす。対して田牧は、「宇宙のことに詳しくなかったので、図書館で本を読んだり、JAXAに行ったりしました。調べていくうちに“宇宙って面白い”と感じて、飛鳥もこんなふうにハマっていったのかなと思いました」と語った。
木竜はまた、「そらちゃんがJAXAのお土産で宇宙食を買ってきてくれたんです。目を輝かせて説明してくれる姿を見て、“大人になった飛鳥が忘れかけているあの頃の飛鳥”を感じました」とエピソードを明かし、田牧も「木竜さんの間の取り方がすごく心地よくて、私もあんな間を出せたらと思いました」と互いの芝居から刺激を受けた様子についてコメント。
望月飛鳥という人物について、木竜は「“こんな人”と一言で言えるところがない人」とし、「高校時代の飛鳥と大人の飛鳥を比べると、根っこの部分は変わっていないけれど、大人になって“上にかぶせているもの”がどんどん厚くなっている気がする」と分析。田牧も「特別な才能があるわけではないけれど、一生懸命で、周りをよく見ていて、応援したくなる子」と語った。
本作の“重力”というテーマについて木竜は、「飛鳥が抱える“重力”は、仕事や環境、人との関わりの中で自分らしさを見失っていくこと。でも、もう一度〈夢〉と向き合うことで、その重力から少しずつ解放されていく」とコメントを寄せた。
木竜麻生×田牧そら コメント
お互いの印象
木竜:もともと個人的にそらちゃんの作品をいくつか拝見していて、声がすごく好きでした。柔らかくて透明で、独特の音がある。飛鳥の“根”の部分の純粋さを持った方だなと思いました。
田牧:とても明るくて気さくな方でした。積極的に話しかけてくださり、「飛鳥はこういう感じかな」と話せたのはすごく心強かったです。
役作りについて
木竜:30歳になった飛鳥は、仕事に慣れてきた部分と、いっぱいいっぱいな部分がある。その中で高校時代の仲間と再会し、忘れていた“熱”を少しずつ取り戻していく難しさを感じました。
田牧:宇宙のことに詳しくなかったので、図書館で本を読んだり、JAXAに行ったりしました。調べていくうちに“宇宙って面白い”と感じて、飛鳥もこんなふうにハマっていったのかなと思いました。
印象に残った撮影エピソード
木竜:そらちゃんがJAXAのお土産で宇宙食を買ってきてくれたんです。目を輝かせて説明してくれる姿を見て、“大人になった飛鳥が忘れかけているあの頃の飛鳥”を感じました。
田牧:木竜さんの間の取り方がすごく心地よくて、私もあんな間を出せたらと思いました。
望月飛鳥という人物をどう捉えているか
木竜:“こんな人”と一言で言えるところがない人。高校時代の飛鳥と大人の飛鳥を比べると、根っこの部分は変わっていないけれど、大人になって“上にかぶせているもの”がどんどん厚くなっている気がします。
田牧:特別な才能があるわけではないけれど、一生懸命で、周りをよく見ていて、応援したくなる子だと思います。
“重力”というテーマをどう捉えたか
木竜:飛鳥が抱える“重力”は、仕事や環境、人との関わりの中で自分らしさを見失っていくこと。でも、もう一度〈夢〉と向き合うことで、その重力から少しずつ解放されていくんだと思います。
■放送情報
夜ドラ『いつか、無重力の宙で』
NHK総合にて、毎週月曜から木曜22:45~23:00放送
出演:木竜麻生、森田望智、片山友希、伊藤万理華、奥平大兼、田牧そら、上坂樹里、白倉碧空、山下桐里、鈴木杏、生瀬勝久
天の声(語り):柄本佑
脚本:武田雄樹
制作統括:福岡利武
音楽:森優太
主題歌:吉澤嘉代子「うさぎのひかり」
プロデューサー:南野彩子
演出:佐藤玲衣、盆子原誠、押田友太
写真提供=NHK





























