佐野勇斗、“考えすぎない芝居”の先に見つけた原点 『ESCAPE』でつかんだ新たな手応え

“ESCAPE”先はサウナと自然

ーータイトルにちなんで伺います。佐野さんご自身は、忙しい日々の中で「現実から少し“ESCAPE”したい」と思うときに向かう場所はありますか?
佐野:サウナと自然ですね。特に自然の音が聴けるサウナが好きで、心がすごく落ち着くんです。今年の夏には友達と一緒に川辺で楽しむサウナを初めて体験したんですが、それが本当に気持ちよくて。川のせせらぎを聴きながら汗を流す時間が最高で、「またやりたいな」と思えるくらい特別な体験でした。

ーーアイドルと俳優の二刀流で活躍されていますが、意識的にひとりになる時間など、オン・オフの切り替え方はありますか?
佐野:正直、もっとひとりの時間が欲しいなと思うことはあります(笑)。ただ、メンバーと一緒にいるときも、役者として現場にいるときも、あまり意識的な切り替えはないんです。ありがたいことに、今は常に作品に関わらせてもらっているので、現場に入っていないときの感覚というのが自分の中であまりなくて。だから自然と同じテンションでいられるのかもしれません。
ーー作品を重ねていく中で、演技へのアプローチに変化を感じていますか?
佐野:長年やってきて気づいたのは、自分の中でお芝居に対する“型”みたいなものが固まってしまっていた部分があったということです。例えば「こう動いたらカメラ的に困るだろうな」とか、「こういうセリフの言い方をしたら相手役がやりにくいかな」とか。周囲のことを考える余裕が出てきた分、逆に考えすぎてしまって、自分を縛ってしまっていたところがあったんですよね。

ーー本作ではいかがでしたか?
佐野:今作では監督ともたくさんお話をさせていただいて、かなり自由にやらせてもらえています。そのおかげで、デビュー当時のように自由な発想で挑む感覚を思い出すことができました。初心に立ち返るような気持ちで臨めたのは、共演の桜田さんの存在が大きいと思います。自然体でお芝居に向き合ってくださるので、改めて「お芝居って楽しいな」と感じられる時間になっています。
ひかわかよが脚本を手掛けたサスペンスドラマ。20歳の誕生日に誘拐された八神製薬の令嬢・結以は、身代金目的の犯人になぜか「一緒に逃げてほしい」と懇願する。彼女の真の目的とは一体何か。
■放送情報
『ESCAPE それは誘拐のはずだった』
日本テレビ系にて、10月8日(水)スタート 毎週水曜22:00~23:00放送
出演:桜田ひより、佐野勇斗、北村一輝、志田未来、富田靖子、山口馬木也、松尾諭、結木滉星、ファーストサマーウイカ
脚本:ひかわかよ
演出:小室直子、長沼誠ほか
チーフプロデューサー:荻野哲弘
プロデューサー:秋元孝之、明石広人
制作協力:オフィスクレッシェンド
©日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/escape/
公式X(旧Twitter):https://x.com/escape_ntv
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<応募締切>
10月22日(水)





















