松坂桃李の“愛情”を感じられる感動的な場面も 『御上先生』メイキング映像は見応えたっぷり

『御上先生』メイキング映像は見応えたっぷり

 2025年1月期に放送されたTBS日曜劇場『御上先生』。松坂桃李演じる文科省の“官僚”兼“教師”の御上孝が、権力に侵された日本教育を変えようと、令和の18歳と共に教育と向き合う、新しいタイプの学園ドラマだ。

 本作は、映画『新聞記者』でも松坂とタッグを組んだ詩森ろばが脚本を担当し、完全オリジナルストーリーで描かれている。主人公・御上は新たに設けられた官僚派遣制度によって、文科省から私立高校へと出向し、大人の権力争いの道具にされている教育制度の現場を内部からぶっ壊そうと目論む。

 御上が担任となる私立隣徳学院3年2組の29人の生徒は、これまでの学園ドラマとは異なり、勉強が得意な“エリート”ばかり。そんな生徒を演じるキャストはオーディションを勝ち抜いた精鋭たちで、今を時めく若手俳優が顔をそろえている。

 突然現れた御上に担任のポジションを奪われ、副担任となった是枝文香を吉岡里帆、隣徳学院の理事長・古代真秀を北村一輝、御上の文科省の同期・槙野恭介を岡田将生が演じ、学校側と文科省側で蠢くさまざまな“思惑”を御上が暴き、生徒たちの未来を切り開くために奔走する。

 松坂、吉岡、岡田と、29人の生徒役キャストのほか、北村を筆頭に、及川光博 、迫田孝也、臼田あさ美 、常盤貴子らベテラン俳優や、堀田真由、高橋恭平といった若手実力派が豪華共演し、見たことのない学園ドラマが繰り広げられていく。

 非常に見どころの多い本作のBlu-ray&DVD-BOXが、8月6日にリリースされる。パッケージでは、本編が未公開カット37分復活版として収録されるほか、出演者たちの魅力がしっかりと伝わる特典映像が盛りだくさんだ。メイキング映像は、松坂を皮切りに各キャストのクランクインから始まる。数学教師である御上の授業シーンを撮影するにあたり、監修の先生から板書の仕方などについて教えてもらいながら、入念にリハーサルをする松坂の姿や、生徒役のキャストが松坂を“役者の先生”として慕っている様子も観られる。松坂の差し入れのいなり寿司をおいしそうに食べる生徒たちがほほ笑ましい。

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