『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』公開日は9月12日に 予告&本ビジュアルも

『Dear Stranger』予告&本ビジュアル公開

 西島秀俊が主演を務める映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』の公開日が9月12日に決定。あわせて予告編と本ビジュアルが公開された。

 日本・台湾・アメリカ合作となる本作は、息子の誘拐事件をきっかけに、ニューヨークで暮らすとあるアジア人夫婦が抱える秘密が浮き彫りとなり、家庭が崩壊していくさまを描くヒューマンサスペンス。監督を務めたのは、『ディストラクション・ベイビーズ』『宮本から君へ』などの真利子哲也。多国籍のスタッフが集結し、撮影はオールニューヨークロケが行われ、ブルックリンを中心に、チャイナタウンやハーレムなど、リアルなニューヨークの日常が映し出されている。

 主演を務めるのは、第94回アカデミー賞で最優秀国際長編映画賞に輝いた『ドライブ・マイ・カー』や、A24製作のApple TV+のドラマシリーズ『サニー』などの西島。その妻役には、ベルリン国際映画祭最優秀作品賞を受賞した『薄氷の殺人』や『鵞鳥湖の夜』に出演する、台湾の女優グイ・ルンメイが扮する。

映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』本予告

 公開された予告編では、廃墟の研究を専門とする大学助教授の夫・賢治(西島秀俊)と、劇団のアートディレクターとして夢を追い続ける妻・ジェーン(グイ・ルンメイ)が、息子が誘拐されたことをきっかけに、これまでせき止めていた感情を吐露し、責め合う姿が不穏に満ちた音楽とともに映し出されていく。「カイ(息子)に話すべきだった」と、この家族にはある秘密が隠されていることを予感させる描写も。徐々に理性を失うがごとく“壊れていく”夫婦。混沌と感情が暴走する中、一発の銃弾が暗闇で放たれた瞬間、その閃光で謎の人形が照らされるシーンも見られる。予告編の後半では、事件をきっかけに露わになった“秘密”や“疑念”を乗り越え、新たな関係性を築こうとする2人の明るい行く末を予感させるが、それを打ち破るアラートのような緊迫感の音とともに、謎の人形とそれに対峙する夫の姿が映し出される。

 あわせてニューヨークの街を背景に、割れた窓ガラスや瓦礫が散在する廃墟にたたずむ夫と妻、そして、ふたりの間でじっとこちらを見つめる謎の人形が捉えられた本ビジュアルも公開された。

■公開情報
『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』
9月12日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
出演:西島秀俊、グイ・ルンメイ
監督・脚本:真利子哲也
配給:東映
英題:Dear Stranger
©Roji Films, TOEI COMPANY, LTD.
公式サイト:https://d-stranger.jp/
公式X(旧Twitter):@d_stranger_mv
公式Instagram:@d_stranger_mv

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