松たか子、阿部サダヲは「悪い目をしているところ」が好き　夫婦役でのろけトークを展開

　7月17日よりテレビ朝日系で放送がスタートするドラマ『しあわせな結婚』で夫婦役を務める阿部サダヲと松たか子が、同局にて行われた取材会に出席。本作の魅力や見どころのほか、お互いの「好きなところ」などを語った。

　本作は、NHK大河ドラマ『光る君へ』（2024年）以降、初の連続ドラマとなる大石静が脚本を手がける、夫婦の愛を問う“完全オリジナルホームドラマ”であり、令和の“マリッジ・サスペンス”。テレビにも出演する人気弁護士の原田幸太郎（阿部サダヲ）は、入院先の病院で、感情を表に出さずほとんど笑顔も見せないミステリアスな高校の美術教師・鈴木ネルラ（松たか子）と運命の出会いを果たす。独身主義を貫いてきた幸太郎の結婚観を大転換させたネルラだが、実は大きな秘密を抱えており……。

　完成した第1話をすでに見たという阿部は、「“マリッジ・サスペンス”ということですが、皆さんが“サスペンス”に対して思うものとは違っているかもしれません。しかし、そこが面白いんです。驚きの展開の連続で、意外と良い意味で皆さんの予想を裏切っていくと思います」と“サスペンス”というジャンルを超えた作品になったと自信を見せる。また松は「予想を裏切る展開が、皆さんに魅力的に映ればいいなと思っています」と、その意外性を魅力にしたいと語った。

　謎多き展開の中、コミカルなシーンも多数含まれる本作。撮影を振り返り、阿部は「家族での食事会のシーンは、台本を読んだ時から“面白くなる”と思いました。役者さんたちによって、テンポがグッと上がるんですよね。リズムがすごく良いので、“この空気だったら何をやってもいい”という自信になりました。“だったら僕ももっと乗ってやろう！”と」と役者陣と掛け合うことで、面白いシーンがより面白くなっていると明かす。