磯村勇斗、民放連ドラ初主演は「自分の成長にも期待」 10年前から変わらない“スタイル”も

7月14日よりカンテレ・フジテレビ系で放送がスタートする月10ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(以下、『ぼくほし』)は、スクールロイヤー(学校弁護士)が主人公の学園ヒューマンドラマだ。久留島法律事務所に勤める弁護士で、濱ソラリス高校にスクールロイヤーとして派遣される主人公・白鳥健治を演じるのは、本作が民放連ドラ初主演となる磯村勇斗。俳優デビュー10年目にして初めて臨む初の民放連ドラ主演作について、クランクイン前のタイミングで話を聞いた。
「生徒役のみなさんには楽しく生きる人を演じてほしい」
ーー数々のドラマに出演されている磯村さんですが、民放連ドラの主演はこの作品が初めてになるんですね。
磯村勇斗(以下、磯村):ありがたいことに初めてやらせていただくことになりました。ですが、気持ちとしては、今までやってきた他の作品と同じように、自分が準備してきたことを信じるのみです。あとは現場に行って何が起きるか。僕はやはり“生”を大事にしたいので、現場で実際にやってみて、柔軟に吸収できるように、肩の荷を下ろしながら撮影に臨みたいと思っています。
ーー現場をまとめる“座長”として、何か意識していることはありますか?
磯村:生徒役のキャストがほとんど10代で若い方たちばかりなので、きっとみなさんすごく悩んでしまうのではと思っていて。そういうときに、押し付けがましくサポートするのではなく、みなさんの心の支えになれるような座長でいたいなとは思っています。生徒役のみなさんには楽しく生きる人を演じてほしいという思いがすごくあるので、そういう現場を提供できるように動いていけたらいいなと。
ーーまさにスクールロイヤー(学校弁護士)とリンクするような役割ですね。
磯村:そうかもしれないです。皆さんの相談に乗れるようなことがあれば、何か良いアドバイスをできればと思っています。
ーーこれだけ若いキャストのみなさんと共演する機会はあまりないですよね。
磯村:やはり学園ものでない限り、なかなかないと思います。なので僕も今回、生徒役のみなさんから得ることも多い気がしています。自分が10代だった頃とはまた違うスタイルでのお芝居になってくると思いますし、僕とは見てきたものや過ごしてきた時代が違っているので。そういう意味でも、生徒役のみなさんがどういうお芝居をされるのか、僕自身もすごく楽しみにしています。一緒に成長していきたいです。
ーー共演者の方で言うと、稲垣吾郎さんとは『正欲』(2023年)以来の共演になります。
磯村:またご一緒できてすごく光栄です。そのうえに今回、僕と稲垣さんの役が、『正欲』と少し似た関係性でもあって。『正欲』では稲垣さんが刑事役で、僕が一方的に怒鳴られたりして対峙する感じだったのですが、今回はスクールロイヤーと理事長として、お互いの価値観をぶつけ合うようなシーンもあります。役柄は全く違うのですが、始まり方は似ているなと思いつつ、再共演が楽しみです。早くお会いしたいです(笑)。
ーー稲垣さんは磯村さんにとっても大きな存在ですか?
磯村:お芝居が素晴らしいのはもちろんなのですが、お互いカメラが好きなこともあり趣味が似ていて。またそういうお話ができるのも楽しみにしています。






















