蒔田彩珠、『DOCTOR PRICE』で初共演の岩田剛典に「『岩ちゃん』って呼んじゃいそう」

7月6日より読売テレビ・日本テレビ系で放送がスタートした岩田剛典主演ドラマ『DOCTOR PRICE』で主演を務める岩田剛典とヒロイン役の蒔田彩珠のインタビューコメントが公開された。
本作は、『漫画アクション』(双葉社)で連載された逆津ツカサ原作、有柚まさき作画の同名漫画シリーズを原作に、ドラマオリジナルのサスペンス展開や、原作者とともに作り上げた新規エピソードを盛り込んで展開する医療サスペンスドラマ。
「医療過誤を起こし、自殺した父の死の真相」を追い求める主人公・鳴木金成を演じるのは主演の岩田。そんな鳴木が善なのか悪なのか……その本性を掴みかねながらも、彼の元で働き行動を共にする夜長亜季を演じるのは蒔田彩珠。2人がバディを組み、転職したい医師たちの希望を叶えながら、隠された医療過誤の真相に迫っていく。
岩田は演じる鳴木について、「使えるものは何でも使う冷徹さのあるダークヒーローで、口も態度も悪く、人使いも荒いです」とコメント。「医療ドラマというよりは、病院を舞台にしたサスペンスドラマ」と位置づけ、「蒔田さん演じる夜長とバディを組んだ勧善懲悪もの」として臨む意気込みを見せた。
一方、蒔田は原作を読んだ際の印象を「『次の巻、次の巻……』と、どんどん読み進めることができたくらい、とても面白かった」と振り返る。夜長役については「毒舌キャラもやったことがないし、彼女の『笑顔で毒舌をごまかすところまでがワンセット』をどう表現していこうか、楽しみな反面、不安も感じました」と率直な心境を明かした。
本作のテーマについて岩田は「医療業界の問題に切り込んでいく本作は、ニュータイプなドラマになりそうだなと思いました」と期待を込める。「役を通じて勉強できている感覚があります。社会問題になっていることも、視聴者の皆様に伝わるよう、面白い切り口で作っていきたいです」と、エンターテインメント性と社会性の両立を目指す姿勢を示した。
蒔田は脚本を読んでの気づきを「自分の中で、お医者さんは『助けてくれる存在』なのですが、お医者さんもひとりの人間で、ひとつの人生があって、辛いこともあって……と改めて実感しました」と語り、医療従事者の人間性に焦点を当てた演技への意欲を見せた。
岩田は初共演となる蒔田について「すごく気さくで接しやすい方だなと思いました。動物好きであったり、意外な趣味を持っていると聞いたりして、親近感が湧きましたね」と好印象を語る。
蒔田は「私は子供の頃から岩田さんをテレビで観ていたので、間違えて『岩ちゃん』って呼んじゃいそうです」と愛らしいエピソードを披露。「本読みでお会いしたとき、最初に『頑張ろうね』と声をかけてくださって、頼りになる方だなと思いました」と信頼関係の構築を感じさせた。
岩田剛典(鳴木金成役)×蒔田彩珠(夜長亜季役)コメント
出演が決まったときの気持ち
岩田:今回の作品は、医療ドラマというよりは、病院を舞台にしたサスペンスドラマ。蒔田さん演じる夜長とバディを組んだ勧善懲悪ものとして臨むつもりでいます。自分が演じる鳴木は、使えるものは何でも使う冷徹さのあるダークヒーローで、口も態度も悪く、人使いも荒いです(笑)。
蒔田:先に原作をすべて読ませていただいたんですが、「次の巻、次の巻……」と、どんどん読み進めることができたくらい、とても面白かったです。夜長を演じさせていただけると決まった時は、(夜長のような)毒舌キャラもやったことがないし、彼女の(特徴である)“笑顔で毒舌をごまかすところまでがワンセット”をどう表現していこうか、楽しみな反面、不安も感じました。
本作のテーマに関して
岩田:医療業界の問題に切り込んでいく本作は、ニュータイプなドラマになりそうだなと思いました。今回の作品に参加することで学びもたくさんありますし、役を通じて勉強できている感覚があります。おっしゃる通り、社会問題になっていることも、視聴者の皆様に伝わるよう、面白い切り口で作っていきたいです。
蒔田:脚本を読んでみると、自分の中で、お医者さんは「助けてくれる存在」なのですが、お医者さんもひとりの人間で、ひとつの人生があって、辛いこともあって……と改めて実感しました。そう感じたことを丁寧に演じていきたいなと思います。
撮影を通して楽しみにしていることや、心がけていきたいこと
岩田:風通しの良い現場にしたいです。原作はありますが、オリジナル要素も含んでいるので、(キャストの)みなさんが演じる上で「ここはどうなんだろう」という部分があれば、気兼ねなく言える雰囲気づくりはしていきたいですし、僕も気づいたことがあればお伝えしたい。とにかく、いい作品にしたいです。
蒔田:他のドラマに比べて、ロケが多そうなので、すごく楽しみです。
新たな一面も?
岩田:雰囲気や口調もあるけれど、鳴木は、とにかくずっと喋って、まくしたてる役なので、台詞に助けられているし、台詞がキャラクターになっている気がします。今回は、「クライアントに対しての態度」、「自分が追いかけている目的に対しての熱い気持ち」、「夜長とのやりとり」……この3つの表情を楽しんでもらえると思います。
蒔田:「毒舌だけど可愛らしさもある」。その加減がすごく難しいです。毒舌を言ってニコッて笑うって、漫画ではかわいいんですけど、実写でやるときに「どんな表情で、どんなトーンでやったらいいんだろう?」と今も模索中です。これから探っていけたらなと思っています。
共感したこと、自身と似ていると思ったところ
岩田:目的達成のために考えて努力する姿勢は、自分と共通する部分かなと思います。仕事面ではもちろんですが、たとえば僕は欲しいものがあったら手に入れるまで粘るタイプ。そのあたりは似ているのかなと思います。
蒔田:夜長は、鳴木さんにも、毎話来てくださるゲストにも、容赦なくツッコミを入れていきます。私もふだん頭の中で(ツッコミが)思い浮かぶことがあるのですが、口には出しません(笑)。夜長には、それを口に出す強さがあるので、似ているようで、ちょっと違いますね。その強さはいいなと思います。
初共演となるお互いの印象
岩田:最近よくドラマで拝見しています。本読みはありましたが、こうした取材は初めて。さきほどティザービジュアルの撮影をしたときに、少しお話した程度で、まだ「初めまして」という感じなんですが、すごく気さくで接しやすい方だなと思いました。動物好きであったり、意外な趣味を持っていると聞いたりして、親近感が湧きましたね。
蒔田:私は子供の頃から岩田さんをテレビで見ていたので、間違えて「(愛称である)岩ちゃん」って呼んじゃいそうです(笑)。
岩田:全然いいよ!
蒔田:(笑)。本読みでお会いしたとき、最初に「頑張ろうね」と声をかけてくださって、頼りになる方だなと思いました。
交渉上手なタイプ?
岩田:交渉は得意な方かもしれないですね。個人的には世渡り上手なところがあるな、と思っていますし、年々そういうスキルが高まっている気がします。要領よくなってきました(笑)。
蒔田:私は3人兄妹の末っ子なので、おねだり上手です。兄を差し置いて、両親によく「私にちょうだい!」とねだっていました(笑)。
TVerユーザーに向けてメッセージ
岩田:大きな軸がありながらも1話完結ですので、途中からでも参戦しやすい作品だと思います。スカッとする「痛快×医療サスペンス」をお届けしたいと思っていますし、毎話事件が解決したあと、鳴木と夜長のほっこりするやりとりも見どころです。TVerで何度もご覧いただけるとうれしいです。
蒔田:私が一番見てほしいのは、鳴木さんの「だが、私なら可能だ」という決め台詞です。そのシーンをお楽しみに!
同名漫画シリーズを原作とした医療サスペンスドラマ。元医師の主人公・鳴木が狙うのは、病気を抱える”患者”ではなく、転職したい”医師”。医療業界に潜む“悪”を裁き、大金を巻き上げる“ダークヒーロー”の姿を描く。
■放送情報
『DOCTOR PRICE』
読売テレビ・日本テレビ系にて、毎週日曜22:30~放送
出演:岩田剛典、蒔田彩珠、三浦貴大、成海璃子、北山宏光、林泰文、坪倉由幸、ユースケ・サンタマリア、篠原涼子
原作:原作・逆津ツカサ/作画・有柚まさき『DOCTOR PRICE』(双葉社 アクションコミックス)
脚本:小峯裕之、本田隆朗
演出:山本大輔、木村ひさし
音楽:河野伸
主題歌:Omoinotake「フェイクショー」(Sony Music Labels)
チーフプロデューサー:中間利彦
プロデューサー:多鹿雄策、髙橋亜美花(スタジオブルー)、平体雄二(スタジオブルー)
制作協力:スタジオブルー
制作著作:読売テレビ
©︎読売テレビ
公式サイト:https://www.ytv.co.jp/doctorprice_drama/
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