スティッチから山寺宏一に感謝の言葉 『リロ&スティッチ』特別メッセージ映像公開

山寺宏一にスティッチから感謝のメッセージ

 全国公開中の実写版『リロ&スティッチ』より、スティッチが吹き替え声優の山寺宏一にメッセージを寄せた特別映像が公開された。

 ディズニーの人気アニメーションシリーズ『リロ&スティッチ』を実写化した本作。地球に不時着した暴れん坊のエイリアン・スティッチと、いつもひとりぼっちの少女・リロの“奇跡”の出会いを描く。

 アメリカをはじめ世界各国で5月23日より公開された本作は、全米でメモリアルデー週末4日間としては歴代No.1のオープニング記録となる興行収入1億8,300万ドル(約259億円)を記録し、3週連続全米No.1を獲得した。

 日本では6月6日に公開を迎えると、1週目では、2024年洋画実写No.1の興行収入を記録した『ライオン・キング:ムファサ』の日本オープニング記録を超えるスタートを切り、2週連続1位を獲得。さらに公開3週目となる6月20日から6月22日では、興行収入3億5,223万円、動員は24万8,028人を記録し、洋画作品としては3週連続No.1を獲得した。7月2日までの成績は、興行収入23億6,358万円、動員は165万4,707人に到達。そして世界興収は9.4億ドル(約1,366億円)を突破した。

「リロ&スティッチ」特別映像「スティッチ役 日本版声優 山寺宏一さんへスティッチから感謝のメッセージが到着!」|大ヒット上映中!

 公開されたのは、かねてから「特に思い入れのあるキャラクター」と語っていたスティッチから届いたメッセージに喜びをにじませる山寺の様子を映し出した特別映像。山寺が見つめるモニターに映し出されたのは、大きな口を開いて満面の笑みでカメラを見つめるスティッチの姿。スティッチから「スティッチ、あなたと一緒に旅をしてきた。20年以上も! 本当にありがとう」と感謝のメッセージが伝えられ、「スティッチと山ちゃんは、オハナ。これからもずっと」と呼びかけられると、山寺はと嬉しそうに声をあげた。

 2003年に日本公開されたアニメーション版『リロ&スティッチ』をはじめ、数々の続編映画や短編アニメーション、テレビシリーズなどの関連作品でスティッチの声を演じてきた山寺は、「自分がスティッチをやってるのにスティッチからメッセージをもらうなんて不思議な経験です。ああいうスティッチ(本国版のスティッチ)みたいに喋りたいなと思ってやってきたので、非常に嬉しいですね」と感慨深そうに語った。そして、これまでディズニー作品のキャラクターを数多く担当してきた山寺だが、キャラクター本人からメッセージが届くのは初めてだという。20年以上に渡り声を当ててきたスティッチという存在については「本当に家族みたいな、他人とは思えない大切な存在ですけども、強敵でもあるんです。大好きだけど、声優として表現するのが難しいキャラクターでもあるので、まさにやんちゃで暴れん坊な家族って感じです」と語り、思い入れを明かした。

 日本では「スティッチといえば山ちゃん」というイメージが根強く定着しており、実写版『リロ&スティッチ』でスティッチの声を山寺が担当することが発表された際にもSNS上では喜びの声が溢れた。日本での興行収入は既に20億円を突破しており、アニメーション版の『リロ&スティッチ』を観て育った大人世代を中心に、幅広い層の観客が劇場を訪れ、公開5週目ながらまだまだ勢いそのままにスティッチ旋風が巻き起こっている。さらに、SNS上にはスティッチグッズと共に撮った写真が次々とアップされたり、Travis Japanが歌う日本版エンドソング「バーニング・ラヴ」に合わせて「ハートメラメラダンス」を踊る動画投稿も多く見られている。

■公開情報
『リロ&スティッチ』
全国公開中
キャスト:クリス・サンダース(スティッチ役)、マイア・ケアロハ(リロ役)
監督:ディーン・フライシャー・キャンプ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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