櫻井翔、『放送局占拠』会見に“武蔵”衣装で登場　「“嘘だろ”と思いながら撮影しています」

　7月12日に放送がスタートする日本テレビ系の土曜ドラマ『放送局占拠』の制作発表会見が行われ、主演の櫻井翔、比嘉愛未、瀧内公美、ソニン、ぐんぴぃ、戸次重幸が出席した。

　2023年の『大病院占拠』（日本テレビ系）、2024年の『新空港占拠』（日本テレビ系）に続く『占拠』シリーズ。これまで数々の難事件を解決に導いた武蔵三郎（櫻井翔）の前に、ふたたび、面で顔を隠した武装集団が襲来する。今度の敵は“妖（あやかし）”だ！

　今作より、警視庁刑事部に新設された、立てこもり犯罪対策班「BCCT」の捜査員となった武蔵役の櫻井は、自分以外の共演者は“綺麗な衣装”で登壇しているとしつつ「なぜか僕だけ、顔に傷がつき、衣装を汚されました。今日ここに来るまで『一体何があったんだ』という状態」と自らイジる。さらに「1、2作目と1月クールだったんですが、3作目にして初めての7月クール。毎日天気予報を見て、（武蔵の決めフレーズ）『嘘だろ』と思いながら撮影しています」とユーモアたっぷりに語った。

　冒頭の挨拶で「3年連続人質になる役どころ」と自己紹介したのは、武蔵の妻・裕子を演じる比嘉。ドラマについて「先の展開が分からないし、教えてくださらないんですよ。役者として、そういった緊張感のもと撮影できるのも刺激的で楽しいので、この夏、思いっきり駆け抜けたいと思っております」と意気込んだ。

　武蔵と同じくBCCTに出向した管理官・和泉さくらは、引き続きソニンが演じる。「今回、『占拠』シリーズをやると聞いて、またこの髪型をやるのかと」と本作への並々ならぬ思いを口にした。 続けて「今回、警察側が、今までとちょっと違うパターンで……。（視聴者は）新鮮に感じるかもしれないです」と含みを持たせた。

　そんな彼ら彼女らと同じく、3作連続で出演しているのはぐんぴぃ。BCCT情報分析官・志摩蓮司を演じる。「3作共通して観てもらいたいのは、志摩蓮司の恋模様です。横に座る女性に恋をするんですけど……」と明かすと、櫻井が「ラブストーリーなんだ」と笑顔で反応。「そうですね。もちろん（リアルに）自分も好きになっています。毎回（物語のなかで）裏切られるんですが、ストーリーと一緒に、志摩の恋模様も楽しんでいただけたら」と笑いを交えつつ語った。