トム・クルーズが北極圏での撮影に臨む 『M:I/ファイナル・レコニング』メイキング映像

『M:I』最新作、メイキング映像公開

 5月17日から先行上映、5月23日に日米同時公開される『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のメイキング映像が公開された。

 本作は、2023年公開の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』に続く、『ミッション:インポッシブル』シリーズ第8弾となる最新作。前作に続きクリストファー・マッカリーが監督を務める。

 キャストには、スパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハント役のトム・クルーズをはじめ、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスらお馴染みのメンバーが再集結。また、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』より新たに参加したグレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ガブリエル役のイーサイ・モラレスも続投する。

映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』特別映像

 公開されたのは、北極圏に位置する世界最北の街、スヴァールバル諸島での撮影裏を捉えたメイキング映像。

 これまで、4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ではドバイにある世界一高い高層建築物ブルジュ・ハリファ、6作目『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ではノルウェーのプレーケストーレンという名の断崖絶壁、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』では空虚の地と呼ばれるアブダビの砂丘など、世界中の壮大なロケーションで撮影を敢行してきた本シリーズ。最新作では、人が居住する地としては世界最北の街であるノルウェー領スヴァールバル諸島がロケ地のひとつとして選ばれた。

 主演のクルーズが「スヴァールバル諸島は、息をのむほど美しい。この素晴らしい場所で撮影できるなんて本当に特別な体験だ」と語るメイキング映像では、一面に広がる氷原、雪に覆われた山岳地帯、そして砕氷船でしか進むことができない荒々しい北極海など、壮麗な景色が映し出されている。さらに、気温は-40度という極寒の中撮影は行われたそうで、マッカリー監督の口髭が凍っている様子からもその過酷さがうかがえる。ベンジー役のペッグは「-40度の寒さは演技ではごまかせない。手袋を外せば数秒で指が凍ってしまう」と厳しい環境下で演技をする難しさについて語っている。

 また、機材に雪が積もってしまい技術的にもシリーズ屈指の過酷な撮影となったようだが、グレースを演じたアトウェルは「この過酷な環境がサスペンスとドラマを深める」と実際に寒さを味わっているからこそ生まれる真実味について言及している。クルーズも「臨場感のある映像を届けたかった。素晴らしい仕上がりだよ」とCGでは決して表現することの出来ない“リアル”へのこだわりを語っているように、撮影においても常に不可能へと果敢に挑む姿勢を貫いている。

■公開情報
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
5月17日(土)〜22日(木)先行上映
5月23日(金)全国公開
出演:トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、マリエラ・ガリガ、ヘンリー・ツェニー、ホルト・マッキャラニー、ジャネット・マクティア、ニック・オファーマン、ハンナ・ワディンガム、アンジェラ・バセット、シェー・ウィガム、グレッグ・ターザン・デイヴィス、チャールズ・パーネル、フレデリック・シュミット
監督:クリストファー・マッカリー
配給:東和ピクチャーズ
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公式サイト:missionimpossible.jp
公式X(旧Twitter):@MImovie_jp
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