『隣のステラ』に横田真悠、西垣匠、田鍋梨々花が出演 倉悠貴が初のラブストーリー挑戦

福本莉子とFANTASTICSの八木勇征がW主演を務める映画『隣のステラ』の追加キャストとして、倉悠貴、横田真悠、西垣匠、田鍋梨々花の出演が発表された。
本作は、講談社『別冊フレンド』で連載中の餡蜜による同名漫画を実写映画化するラブストーリー。幼なじみでありながらも“芸能人と一般人”というもどかしい関係となってしまった2人の、ピュアで真っ直ぐな恋の様子を描き出す。監督は、映画『真夏の夢』『明け方の若者たち』『【推しの子】』などの松本花奈が務める。
隣同士の家に住む幼なじみの千明(福本莉子)と昴(八木勇征)。一番の仲良しだった2人だが、昴が芸能界にスカウトされたことを機に状況が一変。昴は若手の売れっ子モデルとなり彼の周りにはいつも人が集まっていくように。千明は人気者になっても今までと変わらずに接してくれる昴をサポートし、一定の距離感を保つものの、本心では幼い頃から抱いていた彼への想いを止められずにいた。人気芸能人と一般人という関係を気にして一歩踏み出せずにいる千明だったが、昴と日々を重ねていくうちにその想いを止められなくなっていく。「私、昴が好き。……ずっと好きだった」遂に昴に想いを伝えた千明だったが「幼なじみとしてしか……見てない」とあえなく玉砕。これまで毎日のように接してきた2人だったが、この日から2人はすれ違っていく。昴の活躍を見て前向きに一念発起し、アルバイトをはじめていた千明。そこで一緒に働いている先輩アルバイト、高橋と話す中で少しずつ傷が癒えていく。一方の昴は、活躍の舞台をモデルからドラマの世界に移し、スター街道を突き進むが……。
新たに出演が発表されたのは、倉、横田、西垣、田鍋の4名。クールだがさり気なく千明を気遣う、千明のバイト先の先輩・高橋雄大を演じるのは、2019年にドラマ『トレース〜科捜研の男〜』(フジテレビ系)で俳優デビュー後、翌年に『夏、至るころ』で映画初出演にして初主演を務め、2021年に連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合)で朝ドラ初出演、2024年には第82回ゴールデングローブ賞作品賞を受賞した『SHOGUN 将軍』、2025年には『ガンニバル シーズン2』など話題作への出演が続く倉。ラブストーリーへの出演は本作が初となる。
スターへの道を突き進む昴とドラマで共演する若手大人気女優・篠原葉月を演じるのは、「ミスセブンティーン 2014」のグランプリに選ばれ芸能界入りを果たすと、ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)で俳優デビューし、現在はファッション誌『non-no』の専属モデル、さらにはバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の出川ガールや、『ラヴィット!』(TBS系)の木曜レギュラーとしても活躍している横田。
昴とドラマで共演する子役出身の実力派若手俳優の新堂理生を演じるのは、2022年にドラマ『みなと商事コインランドリー』(テレビ東京系)で浴びると、『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)で主人公の後輩ホスト役を演じ、2025年もドラマ『財閥復讐〜兄嫁になった元嫁へ〜』(テレビ東京系)、『正直不動産ミネルヴァ SPECIAL』(NHK総合)、『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)など話題作への出演が続く西垣。西垣は本作で初めて劇中劇に挑む。
千明の恋を応援する頼れる親友の近藤はるなを演じるのは、2016年に「ミスセブンティーン 2016」のグランプリに選ばれ『Seventeen』専属モデルを務め、2017年に『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)で俳優デビュー、2024年に『逃走中 THE MOVIE』で映画初出演を果たした田鍋。映画出演2作目にして、主演の福本演じる千明の親友という重要な役どころを担う。
倉、横田、西垣、田鍋と、監督の松本からはコメントも到着した。
コメント
倉悠貴(高橋雄大役)
高橋役を演じます倉悠貴と言います。
僕自身、こんなにもキラキラした眩しい作品は初めてで不安がありましたが、松本花奈監督の丁寧な演出や、エネルギッシュなスタッフ、キャストに助けてもらい演じることができました。
餡蜜先生も見守ってくださり、原作をリスペクトし精一杯努めさせていただきました。
どうか宜しくお願いします。
横田真悠(篠原葉月役)
私が演じた葉月は少しあざといような役なので、昴のことを狙っているような立ち振る舞いとか、その塩梅が難しかったのですが、松本監督に的確にわかりやすくご説明をいただいて、とても演じやすかったです。
原作から離れず、でも映画のオリジナル要素もあって、本当にこんな恋愛したかったなと思う作品になっていると思います。キュンキュンするポイントもあったりするので、そういうところを楽しんでもらえたら嬉しいです。
西垣匠(新堂理生役)
原作は俳優のお仕事をさせていただく前にも読んでいて、この作品へ携わることが決まってからも改めて読みました。なので千明と表舞台に立つ昴の両方で共感できる部分があります。
撮影現場はとても明るく、僕は劇中劇もあったので新しい体験をさせていただきました。
千明と昴の物語が描かれながら、雑誌やドラマの撮影など、芸能界の裏側まで描かれているシーンもあるので、夢が詰まっている作品だと思います。ぜひ映画館で楽しんでいただきたいです。
田鍋梨々花(近藤はるな役)
松本監督とは初めてお会いしましたが、丁寧にアドバイスをくださって優しい方でした。撮影の待ち時間は共演者のみなさんとは本当の学生時代のような時間を過ごしました。
この映画は恋愛だけではなく、友情も描かれているので、たくさん楽しめる要素がつまっていると思います。私が演じるはるなは千明の親友なのですが、とくにはるなが千明の背中を押してあげるシーンは、素敵なシーンになっていると思うので観ていただきたいです。
松本花奈(監督)
原作に描かれた繊細な心情を一つも余すことなく映画に落とし込むぞ、という意気込みで制作しました。
福本さん、八木さんとは撮影前に役柄についてのディスカッションや本読みをさせていただいたのですが、その時から既に千明と昴がそこにいて、感動しました。原作や台本を沢山読み込んできてくださったことが伝わりました。
倉さんは、倉さんにしか演じられないアンニュイで余白のある高橋君をつくり上げてくれました。横田さんは、可愛らしさだけではなく、カッコ良さも意識して葉月という役に向き合われていたのがとても魅力的でした。西垣さんは、ご本人の持たれているほんわかとした雰囲気が新堂という役にピッタリで、現場のムードメーカーでした。田鍋さんが演じられたはーちゃんという役は、ギャルの設定だったので、令和のギャル像について、一緒に沢山考えました。
餡蜜先生の世界観を大切に、皆で誠心誠意込めて「隣のステラ」に向き合いました。
ぜひこの夏、劇場に足を運んでいただけましたら嬉しいです。
■公開情報
『隣のステラ』
8月22日(金)全国東宝系にて公開
出演:福本莉子、八木勇征、倉悠貴、横田真悠、西垣匠、田鍋梨々花
原作:餡蜜『隣のステラ』(講談社『別冊フレンド』連載)
監督:松本花奈
脚本:川滿佐和子
制作:オフィスクレッシェンド
配給:東宝
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