『あんぱん』のぶは嵩の恋心にいつ気づくのか? 登美子がいる柳井家は相変わらず険悪

『あんぱん』のぶは嵩の恋心にいつ気づく?

 女学校を卒業すると結婚するのが当たり前の時代に、学校の先生になるという夢に向かって走り出したのぶ(今田美桜)。その姿に感銘を受けた千尋(中沢元紀)は社会的弱者を救うため、法律家になると家族に宣言する。一方、まだ将来を決めかねている嵩(北村匠海)は、登美子(松嶋菜々子)に柳井医院の後継ぎとして勝手に推薦されてしまうのだった。

 そんな彼らの関係が本格的に複雑化していく中、『あんぱん』(NHK総合)第16話では、のぶに新たな婚約者候補が浮上する。

 学校の先生になるため、女子師範学校への入学を目指すのぶだが、成績が芳しくない。通知表の評価も合格レベルには到底達しておらず、それを見かねた羽多子(江口のりこ)の提案でのぶは夏休みの間、嵩に勉強を教わることになった。

 自分のために登美子に怒ってくれたのぶに対し、「のぶちゃんは母親に捨てられたことないだろ」と突き放してしまった嵩。しかし、2人の関係がギクシャクするようなことはなく、のぶはいつもの調子で嵩に接する。

 なおかつ、嵩はかっこつけてのぶの家庭教師を受けたものの、成績が良かったのは小学校時代までで、今は千代子(戸田菜穂)にたしなめられるレベルだった。特に数学はさっぱりで、のぶの質問に全く答えられない。それでも怒らず、2人で成績を上げる方法を考えるのぶ。後ろを振り返らない、さっぱりとした性格が彼女の魅力だ。

 結局は3学年も下の千尋がのぶに勉強を教えることに。亡き父・結太郎(加瀬亮)が遺した「夢が見つかったら、思いっきり突っ走ればええ。のぶは足が速いき、いつでも間に合う」という言葉を胸にひたすら夢に向かって突き進むのぶと、そんな彼女を支えるだけの力を持った千尋。

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