リリー=ローズ・デップが“覚醒” 『ノスフェラトゥ』日本版予告&ポスタービジュアル公開

5月16日に公開される映画『ノスフェラトゥ』の日本版予告とポスタービジュアルが公開された。
本作は、『ウィッチ』『ライトハウス』『ノースマン 導かれし復讐者』などで知られるロバート・エガース監督によるゴシックロマンスホラー。エガース監督の歴代公開作史上最大のヒットを記録し、第97回アカデミー賞では、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門にノミネートされた。
物語は、不動産業者のトーマス・ハッターが、仕事のため自身の城を売却しようとしているオルロック伯爵へ会いに行くところから始まる。トーマスの不在中、彼の新妻エレンは夫の友人宅で過ごすが、ある時から夜になると夢の中に現れる得体のしれない“彼”の幻覚と恐怖感に悩まされるようになる。時を同じくして、夫のトーマス、そしてエレンが滞在する街に様々な災いが起こり始める。
夜な夜な夢の中で、正体の分からない“彼”に怯える主人公・エレンを演じるのは、『プラネタリウム』のリリー=ローズ・デップ。オルロック伯爵を『IT/イット』シリーズのビル・スカルスガルド、アルビン・エーバーハルト・フォン・フランツ教授を、エガース監督とは3度目のタッグとなったウィレム・デフォー、エレンの夫・トーマスを『陪審員2番』のニコラス・ホルト、トーマスの友人フリードリヒを『クレイヴン・ザ・ハンター』のアーロン・テイラー=ジョンソンがそれぞれ演じた。
公開された日本版予告は、毎晩夢に現れる正体不明の“彼”の幻覚に襲われるエレン(リリー=ローズ・デップ)の悲鳴から始まる。エレンの夫・トーマス(ニコラス・ホルト)や、医師のフォン・フランツ(ウィレム・デフォー)らが彼女を救おうと闇に立ち向かう姿が描き出されるが、次第に街にも“彼”の影が忍び寄り、様々な災いが起こり始める。本物のねずみ約2000匹を放って撮影されたリアルな映像の数々が不安感を増幅させ、やがて死を感じるほどの恐怖を募らせたエレンは、彼女自身では制御できない力に取り憑かれていく。映像の最後で、“彼”と対峙したエレンの「準備はできてるわ」という一言は、一体何を意味するのか。度々映し出される指先や後ろ姿から“彼”のにじり寄ってくる様子が恐怖を誘うが、未だその全貌は謎のままだ。エガース監督が思わず涙したというほど役に憑依したデップ演技が垣間見える映像となっている。
あわせて公開されたポスタービジュアルには、「彼が来る―」というコピーとともに、月明かりの下でカーテン越しにエレンが“彼”に引き寄せられる姿が描かれ、正体の見えない恐怖が迫る様子が切り取られている。
さらに、3月21日からはムビチケオンラインの販売も開始。購入特典として、暗闇の中に佇むオルロック伯爵の姿を捉えた待ち受け画像を購入者全員がダウンロードできる。
■公開情報
『ノスフェラトゥ』
5月16日(金)TOHOシネマズ シャンテほかにて公開
出演:ビル・スカルスガルド、ニコラス・ホルト、リリー=ローズ・デップ、アーロン・テイラー=ジョンソン、エマ・コリン、ラルフ・アイネソン、サイモン・マクバーニー、ウィレム・デフォーほか
監督・脚本:ロバート・エガース
配給:パルコ ユニバーサル映画
2024年/アメリカ・イギリス・ハンガリー/字幕翻訳:松浦美奈/原題:Nosferatu/PG-12
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公式X(旧Twitter):@Nosferatu_0516





















