福本莉子とSixTONES ジェシーの“ギャップ”を堪能 『お嬢と番犬くん』で新たな魅力が開花

『お嬢と番犬くん』福本莉子とジェシーの魅力

 リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。毎週末にオススメ映画・特集上映をご紹介。今週は、身長178.5cmの宮川が『お嬢と番犬くん』をプッシュします。

『お嬢と番犬くん』

 第97回アカデミー賞授賞式から10日余り。作品賞を含む最多5部門で受賞を果たした『ANORA アノーラ』をはじめ、『ウィキッド ふたりの魔女』や『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』、『ブルータリスト』などアカデミー賞関連作品が映画館を賑わせている。一方で日本映画も負けていない。この原稿を書いている3月14日はちょうど第48回日本アカデミー賞授賞式が行われる日。『正体』や『侍タイムスリッパー』、『夜明けのすべて』など、2024年の日本映画界を盛り上げた作品が再び注目を集める一日になる。

 1年の中で最も“映画”が注目を集める時期と言っても過言ではない3月。ホワイトデーの3月14日という特別な日に公開されるのが、王道ロマンティックコメディ『お嬢と番犬くん』だ。福本莉子とSixTONESのジェシーがW主演を務めている。

 『君が落とした青空』や『今夜、世界からこの恋が消えても』など過去にもこのジャンルの作品において確かな実力を発揮してきた福本と、近年は弁護士役や研修医役など挑戦的な役柄に挑んできたジェシー。本作では、高校進学を機に、平凡な恋と青春をすることを固く心に決めた極道の孫娘と、彼女の“番犬”ボディーガードとして同じ学校に裏口入学をする若頭をそれぞれ演じ、年の差男女の恋模様を体現している。

 福本はこれまでの清楚で可憐なイメージを払拭し、ツッコミまでしてしまうようなコミカルな役柄に。逆にジェシーはバラエティ番組や音楽番組で見せているようなコミカルな部分を封印し、観る人を“キュン”させること間違いなしの王道イケメン役に挑んでいる(出演発表時のコメント「興味ない人も是非是非じぇしじぇし見ていただけたらうじぇしーじぇす!」とのギャップがすごい……)。

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