川栄李奈、芸能マネージャー役で4月期ドラマ『ダメマネ!』主演 安田顕が冷徹なドS部長に

川栄李奈主演『ダメマネ!』4月より放送

 川栄李奈が主演を務める連続ドラマ『ダメマネ! -ダメなタレント、マネジメントしますー』が、4月期の日本テレビ系日曜ドラマ枠で放送されることが決定した。

 本作の舞台は、冷徹ドS部長率いるワケアリ&クセツヨ芸能人たちの巣窟、TOYOプロダクション芸能4部。新人マネージャーにして実は元天才子役の神田川美和は、部長の無茶ぶりに翻弄されながら、崖っぷちタレントたちのために芸能界を駆け回る。どん底にいても夢をあきらめない者たちの、人生リベンジコメディーだ。

 主演を務めるのは、2024年放送の『となりのナースエイド』に続いての日本テレビ系GP帯連続ドラマ単独主演となる川栄。本作で川栄が演じるのは、ある事件をきっかけに突然引退した伝説の子役であることを隠しながら、落ちぶれてしまった芸能人たちの再生に奮闘する新人マネージャー・神田川美和。子役時代に培った芝居の技術や人の心を掴む力などを武器に、崖っぷちのタレントたちを鼓舞しながら再起させていく。

 そして、美和の前には思いがけない出会いも。今後発表される登場人物との関係が、物語が進むにつれて思わぬ形で動き出し、美和の心を揺さぶっていく。ドラマの中では、美和の恋模様も描かれる。

 川栄演じる神田川美和の上司・犀川真一郎を演じるのは安田顕。犀川真一郎は、冷静沈着で合理的、常に敬語を使い、自らの信念を貫く姿勢が強く、時に他人から「つかみどころのない人物」と評されるミステリアスなドS上司。感情を見せずに話すため、一見冷酷にも見えるが、内面奥深くには優しさと責任感がある。

 演出を務めるのは、『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)、『極主夫道』(読売テレビ・日本テレビ系)、『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系)などを手がけ、本作が日本テレビドラマ初演出となる瑠東東一郎。脚本は、『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)の宮本武史、かもめんたるの岩崎う大、『ウイングマン』(テレビ東京系)の西垣匡基が担当する。

 川栄と安田を取り巻くその他の出演者は後日発表される。

川栄李奈 コメント

役柄について

私の演じる新人マネージャー・神田川美和は、一見清楚で爽やかで前向きな新入社員ですが、割と感情が表に出てしまうことが多かったり、裏では結構毒舌。そういう裏表のギャップがとても魅力的なヒロインなので、そこも注目してもらえたらうれしいですね。クセが強い方たちをマネジメントする中で、奮闘する姿も見どころです。クセツヨの皆さんに埋もれないように、ちゃんと個性を出して頑張らなきゃなと思っています。

ドラマの台本について

美和は元天才子役なので、犀川さんからの指示で喜怒哀楽いろいろな感情を出して役を演じながらタレントと向き合っていくんですが、たぶんどこか美和の本心も彼らと似た部分があると思うんです。そこを演じるのがすごく楽しみだなと思いました。何より芸能4部のタレントたちが本当にクセが強くて、4部のフロアに行った時にアドリブも起こると思いますし、皆さんとの掛け合いも楽しみですね。

初共演の安田顕への印象

実際にお会いすると想像の倍面白くて(笑)。もうちょっとオフの時は静かで、寡黙な方なのかなと思ったんですが、普段から明るくて楽しい方だなと思いました(笑)。一緒にお芝居できるのがありがたいですし、すごく楽しみになりました。

瑠東東一郎監督からのオーダー

衣装合わせをしたときに、一緒にやりながら作っていけたらいいですねというふうに言ってくださいました。今回の役が結構裏表が激しい役なので、そういうギャップも可愛らしくポップに見せていけたらというお話もありましたね。観てくださる方が1週間頑張ろうって思えるようなドラマを作りたいと監督がおっしゃっていたので、元気に楽しく、皆さんが前向きになれるようなものを作り上げられたらいいなと思っています。

これから始まる撮影について

安田さんは本当にいろんな作品に出てらっしゃっていて、振り幅がすごく大きい方というイメージ。どんな役をやっても本当に素敵な役者さんだなと思っています。今回の作品はコメディーの部分が多いので、一緒に演じられるのがすごく楽しみです。

視聴者へ一言

このドラマは、夢を諦めてしまったり挫折したり、きっと皆さんも経験があるような出来事を自分自身でリベンジしていく“人生リベンジコメディー”です。コメディで笑って、ちょっと感動したりして、皆さんの1週間の楽しみになったらいいなと思います。『ダメマネ!』ぜひご覧ください。

安田顕 コメント

役柄について

犀川は非常に冷静沈着で合理的で、常に相手に対して敬語を使うタイプ。人を追い詰め、追い込むのが得意で、指示も的確なんです。美和にドSなミッションを与えて振り回すような役ですが、ただ単に冷たい上司というわけではなく実は理由があって、美和との過去に深い関わりがありまして、そのあたりが物語の中で徐々に明らかになっていくのも面白いポイントになってきます。

ドラマの台本について

ニヤッと笑っちゃいながら、台本を読みました。全体的に僕が感じたのは、その人それぞれが抱えてる痛みとか、そういうものをユーモアに変えていくような世界観があると思います。ともすれば悲劇的なことを喜劇に変えてしまうような。今の社会で息苦しいなと思っていることや具体的なエピソードをプラスに変えていくような、悲劇を喜劇に変えるような、そういう空気をすごく本の中に感じました。

初共演の川栄李奈への印象

マルチな方っていうイメージがありますね。役としての川栄さんと普段の川栄さんに、きっといい意味でのギャップがあるんだろうなと思います。役者さんとしていろんな幅のある役者さんですし、ハキハキとセリフを明確に伝えるので、セリフがすごく耳に入ってくるんですよね。心の使い分けができて、喜怒哀楽をちゃんと持ってる心のある方だなと思います。懸念点としては、敵対する関係でもありますので、役に徹してすごく怖い人になったらやだな(笑)。

瑠東東一郎監督からのオーダー

一緒に作っていけたらいいですねという言葉をいただきました。僕は0から1を作ってくださる脚本家さんの労力を考えて、その脚本に沿いたいという気持ちがすごく強いんです。今回の台本を読ませていただいて、僕がどう演じればいいのか少し悩んでいる点について監督と話した時に、監督から、無理に演じる必要はなくて、僕のほうで自然とそこを切り取ることはできるので、一緒にやりながら作っていきましょうと言ってくださって、すごく心強かったです。

これから始まる撮影について

一緒にお芝居して終わった時に、楽しかったなとか、川栄さんが他の作品に出られてる時に「元気かな」「まだ頑張ってんな」とか、そういう風に思えるような3か月にしたいですね。とにかく役の上では嫌われるんですが、現場では嫌われたくないなって思いますね(笑)。

視聴者のへ一言

もし今日がいい日じゃなかったとしても、必ず明日頑張れる。そんな思いにさせてくれるドラマを目指したいと思っております。ぜひ楽しんでご覧になってください。

瑠東東一郎(監督)コメント

マネージャーって全然キラキラしてなくて、いっぱい汗かいて、見えないところでフォローしまくって。
大変なんです。なのに、エンドロールに名前は載らない。不遇なんです。でも、めちゃめちゃ大切な仕事。常に愛情を注ぎ、光を与える。だからこそキラキラ輝けるんです、演者たちは。そんな、一隅を照らし、人を照らし続けるマネージャーたちの悲劇を喜劇に変えて。愉快にお届けします!! 今回、小さな巨人こと川栄さんとまたご一緒出来るのは、何よりも励み。底知れない才能に伴走出来るよう、魅力を余す事なく詰め込めるよう、頭と体パンパンで挑みます。怪人の様な安田さんの演技力との掛け算や、サプライズラビットなどなど。言いたいこといっぱいありますが、お楽しみに!!!

藤澤季世子(プロデューサー)コメント

今回、「元天才子役」というヒロイン像を考えたとき、演技力の確かな方でなければいけない……と、キャスティングが大変になることを覚悟していました。ところが奇跡的なご縁に恵まれ、川栄さんに主演を務めていただけることになったのは、プロデューサーとしてこの上ない喜びです。特にドラマ業界では、その圧倒的な演技力で監督やプロデューサーから高い評価を受ける川栄さん。コメディエンヌとしての才能も兼ね備えた川栄さんが、一筋縄ではいかないこの主人公・美和をどう演じるのか、今から本当に楽しみです。
安田顕さんが演じる犀川は、主人公の美和に無謀とも思えるミッションを次々と投げかける一方で、実は最後にはすべて犀川の手のひらの上だったのでは……と思わせるような、奥深いキャラクター。この難しい役は、安田顕さんだからこそ演じられるものだと確信しています。川栄さんも「想像の倍、おもしろい方」と語るように、安田顕さんはシリアスな演技だけでなく、卓越したコメディセンスも持ち合わせた方。今作では、そんな安田顕さんの新たな一面や、これまでとは一味違うコメディの魅力をを存分にお届けできればと思っています。
そして、本作で日本テレビ初演出となる瑠東監督のコメディにも、ぜひご期待ください。「瑠東監督の作品ならぜひ出たい!」という声が多くの役者さんから寄せられ、結果的に超豪華なキャスティングが実現しました。今後の出演者発表も、ぜひ楽しみにしていてください。

■放送情報
『ダメマネ! -ダメなタレント、マネジメントします-』
日本テレビ系にて、4月スタート 毎週日曜22:30〜放送
出演:川栄李奈、安田顕
演出:瑠東東一郎、猪股隆一
脚本:宮本武史、岩崎う大(かもめんたる)、西垣匡基
音楽:瀬川英史、鈴木真人
チーフプロデューサー:松本京子
プロデューサー:藤澤季世子、池田健司、秋元孝之、大護彰子
制作協力:オフィスクレッシェンド
©日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/damemane/
公式X(旧Twitter):https://x.com/damemane_ntv
公式Instagram:https://www.instagram.com/damemane_ntv
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@damemane_ntv

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