中島健人の素顔が垣間見える 『しょせん他人事ですから』ファン必見の特典映像を解説

『しょせん他人事ですから』特典映像を解説

 ソロアーティストとしての躍進が止まらない中島健人が主演を務めた、2024年7月期放送の連続ドラマ『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(テレビ東京系)のBlu-ray&DVD-BOXが2月14日に発売された。

 同ドラマは、累計発行部数210万部超えの人気同名漫画が原作のリーガルドラマ。中島演じる新世代のニュータイプ弁護士・保田理が、ネット炎上や誹謗中傷など身近なSNSトラブルの数々を解決していくという内容だ。

 全8話を通して、中島は自身のクレバーさと、チャーミングさを両立させ、少しクセの強い弁護士・保田を好演。コミック原作ゆえのコミカルな表情、少々鼻につく言い回しも違和感なく演じ、放送当時TVerでは、第1話の再生数が早々に100万回を突破した。また、中島の演技はもちろん、私たちにとって身近な存在であるSNSを題材にしたテーマもおもしろい。自分の身に起こるはずがないとは言い切れないネットトラブルの数々は、自分の身に置き換えて想像しやすく、シンプルにためになる内容でもあった。

 そんな同作のBlu-ray&DVD-BOXは、メイキング映像や撮り下ろしの特典映像も豊富である。

 まずは、なんと言ってもメイキング映像。今回、一足先に見せてもらったが、このドラマに挑む中島の素顔が見れるとあり、ファンにはたまらないないように感じた。特に、1話の中で弁護士の仕事の地味さを表現するシーンでは、その対比として法廷バトルを思わせる派手なシーンも存在。そのシーンを撮影している中島は、スケールの大きな海外作品や、ヒーロー好きな一面もあることから、とてつもなく生き生きとしている。普段の保田とはヘアスタイルも変え、撮影場所にインするや否や「最高だね、こういうの。大好きだ」と中島。まるで技を繰り出すかのように「異議あり!」と叫ぶシーンでは、周りのキャストも爆笑、いかに現場が和やかなムードだったかが見てとれる。

 さらに、本編では相談者に対して「しょせんは他人事じゃん?」と突き放す独特な信念を持つ保田とは一変し、各話での相談者を務めたゲストとの交流や、おいしいスイーツを頬張るシーンは微笑ましい。本編、メイキングと合わせて見ることで“中島健人”という1人のアイドルに対する解像度が高まるように感じた。

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