『御曹司に恋はムズすぎる』昴の“恋のライバル”出現 永瀬廉が山下美月に吐いた弱音

『御曹司に恋はムズすぎる』恋のライバル出現

 「お前が好きだ」という天堂昴(永瀬廉)の衝撃的な一言で終わった前回。『御曹司に恋はムズすぎる』(カンテレ・フジテレビ系)第3話では、花倉まどか(山下美月)に恋心を寄せる昴の恋のライバルが現れた。

 一度は昴のキスを拒否したまどかだが、そこから距離を縮めた今ならばどうなのか。突然の告白に一瞬動揺を見せるまどかに対し、昴も「ないだろ、お前を好きとか」と冷静になる。第3話にして、恋人関係になるとは思ってもいなかったが、まどかの心は確実に傾き始めていた。そこで現れたのが、子供服部門のプロジェクトリーダー・成田理人(小関裕太)だ。成田と相合傘をして帰るまどかに少しムッとした表情を見せる永瀬の姿がかわいらしく、毎話いろんな表情を見られるのが嬉しい。

 週末にとある子供服専門店で売り場見学に行くことになったまどか。成田は自分とまどかと一緒に見学に行くメンバーを募るが、勢いよく手を挙げたのが、あれだけ子供服への嫌悪感を示していた昴だった。そこまで必死になる昴を見て、親友の草壁友也(西畑大吾)は、昴がまどかに恋心を寄せていることを確信する。これまで自ら望まなくても、恋もお金も名声も手にしてきた昴にとって、初めての挫折だったのだろう。だからこそ、昴は何が何でもまどかを手にしたいと躍起になっている。

 売り場見学へ向かう交通手段が電車であることを知った昴は、父親の亘(鹿賀丈史)から幼い頃に「絶対に電車に乗ってはいけない」と念を押されていたことを思い出し、交通手段を電車ではなく、車に変えてもらうべく、熱心にプレゼンする。しかし、当然、受け入れられるわけもなく……仕方なく電車で向かうことに。もし、自分が行かないことになれば、まどかは成田と二人きりになってしまう。昴はそれだけは許せなかった。恋に嫉妬はつきものとは言ったものだが、これが嫉妬なのかどうか、昴には理解できていないのかもしれない。

 一方で、まどかの後輩・リリー(中村里帆)から、温室育ちのお坊ちゃんである昴を恋愛対象としては見ていないと言われてしまう。まどかがこれまで昴にしてきたことは、ただの親切心。しかし、リリーの言葉を受けてより一層燃えた昴は、本物の庶民になるべく、一人で電車に乗ることを決心する。

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