エドワード・ベルガー監督作『教皇選挙』予告編公開 スキャンダルだらけの選挙が明らかに
2025年3月20日に公開される、エドワード・ベルガー監督の新作映画『教皇選挙』の予告編とティザービジュアル、場面写真が公開された。
全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇が死去したことから始まる本作。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿は新教皇を決める教皇選挙「コンクラーベ」を執り仕切ることに。世界中から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、水面下で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々。ローレンスはその渦中、バチカンを震撼させるある秘密を知る。
ローレンス枢機卿を演じたのは、『シンドラーのリスト』と『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞助演男優賞と主演男優賞ノミネート経験を持ち、『ハリー・ポッター』シリーズでのヴォルデモート卿役や、『007』シリーズでのM役などでも知られるレイフ・ファインズ。そのほか、『プラダを着た悪魔』のスタンリー・トゥッチ、『スキャンダル』のジョン・リスゴー、『ブルーベルベット』のイザベラ・ロッセリーニらが共演に名を連ねた。脚本は、『裏切りのサーカス』でオスカーにノミネートされたピーター・ストローハンが手がけた。
公開された予告編では、ローマ教皇が急死したことで、新しい教皇を選出するための教皇選挙(コンクラーベ)の始まりが告げられる。枢機卿たちが世界各地からバチカンに集まってくる中、首席枢機卿を務めるローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)がコンクラーベを執り仕切ることになる。しかし、誰もが暴露されたら教皇への道を失うほどの秘密を抱えており、舞台裏で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンス枢機卿は苦悩し、葛藤する。果たして、票が割れるコンクラーベの行方は? そして新教皇誕生を目前に、ローレンス枢機卿が目にした秘密とは。
あわせて公開されたティザービジュアルには、カーディナルレッドの礼服に身を包んだ枢機卿たちに囲まれる中、赤い絨毯が敷かれたシスティーナ礼拝堂の中央をひとり歩くローレンス枢機卿の姿が描かれている。
ローレンス枢機卿と立ち話をするベリーニ枢機卿の姿や、耳をそばだてるシスター・アグネス(イザベラ・ロッセリーニ)の姿など、予告編でも印象的なシーンを切り取った場面写真も到着した。
■公開情報
『教皇選挙』
2025年3月20日(木・祝)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
出演:レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニ
監督:エドワード・ベルガー
脚本:ピーター・ストローハン
原作:ロバート・ハリス『CONCLAVE』
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ
2024年/アメリカ・イギリス/英語・ラテン語・イタリア語/カラー/スコープサイズ/120分/原題:Conclave/字幕翻訳:渡邉貴子/G
©2024 Conclave Distribution, LLC.
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