日本映画専門チャンネルで没後10年の高倉健を特集 『幸福の黄色いハンカチ』4K版など放送

「没後10年 高倉健劇場」7カ月連続放送

 特集「没後10年 高倉健劇場」が、日本映画専門チャンネルにて11月より7カ月連続で放送される。

 2014年に他界した名優・高倉健。今回の特集では、TV初放送となる『幸福の黄色いハンカチ<4Kデジタル修復版>』をはじめ、「俳優 高倉健 CM集」、特別番組『没後10年「高倉健に、なる。」~映画俳優  205本の人生~』などが放送される。

 『幸福の黄色いハンカチ』は、山田洋次がメガホンを取り、北海道を舞台に刑期を終えた男が行きずりの若者2人とともに妻のもとへ向かうロードムービー。第1回日本アカデミー賞をはじめ、国内における同年の映画賞を総なめにした。模倣囚として6年の刑期を終えた寡黙な主人公・勇作を高倉、不器用な夫を支える妻・光枝を倍賞千恵子、勇作の思いに心を打たれ、共に旅することとなる男女を武田鉄矢と桃井かおりが演じた。

 「俳優 高倉健 CM集」は、高倉がこれまで出演した企業CMの中から珠玉の作品をセレクションした放送。後に高倉の代名詞ともなった「不器用ですから―」の台詞が有名な日本生命「ロングラン」、アパレルメーカーのレナウンによる男性向けブランド「シンプルライフ」、「珈琲が好きです。」の台詞が印象深いネスレ日本「ネスカフェ ゴールドブレンド」といった、懐かしのCMが計28本、総尺約22分にわたり放送される。

 『没後10年「高倉健に、なる。」~映画俳優 205本の人生~』は、高倉と名優たちが共演した映画作品や、数少ないドラマ作品、高倉自ら取材を行った唯一のドキュメンタリーなど続々登場する。さらに、関係者による証言や、貴重な映像、そして現在よみうりギャラリー(東京・読売新聞ビル3F)にて開催中の特別展の裏側も追いながら、“高倉健の永遠なる魅力”に迫る番組となる。

 また、「没後10年 高倉健劇場」の放送を記念して、高倉の貴重なオフショットが掲載された没後10年展「高倉健に、なる。」公式KEN TAKAKURA スペシャルカレンダー2025が抽選で30名にプレゼントされる。 応募は日本映画専門チャンネル特設サイト内の応募フォームにて。

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■放送情報
「没後10年 高倉健劇場」
日本映画専門チャンネルにて放送
11月8日(金)、11月10日(日)21:00〜ほか

●11月放送
・『幸福の黄色いハンカチ』<4Kデジタル修復版>(1977年)
・「俳優 高倉健 CM集」
・『海峡』<4Kデジタルリマスター版>(1982年)
・特別番組『没後10年「高倉健に、なる。」~映画俳優 205本の人生~』

●12月放送
・『日本俠客伝 浪花篇』(1965年)
・『これから~海辺の旅人たち~』(1993年)

●1月放送予定
・『日本俠客伝 雷門の決斗』(1966年) 
・『むかし男ありけり』(1984年)

●2月放送予定
・『緋牡丹博徒 二代目襲名』(1969年) 
・「刑事 蛇に横切られる』(1995年)

●3月放送予定
・『鉄道員(ぽっぽや)』<4Kデジタルリマスター版>(1999年)

●4月放送予定
・『昭和残俠伝 破れ傘』(1972年)

●5月放送予定
・『網走番外地 荒野の対決』(1966年)

特集サイト:https://www.nihon-eiga.com/osusume/takakura-ken-gekijo/

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