朝ドラ『おむすび』第4週「うちとお姉ちゃん」を振り返る 糸島フェスの大成功
NHK連続テレビ小説『おむすび』第4週「うちとお姉ちゃん」を振り返る。
第16話では、長年糸島を離れていた歩(仲里依紗)が、何の連絡もなしに突然米田家に帰ってきて、結(橋本環奈)や両親の聖人(北村有起哉)、愛子(麻生久美子)は、彼女にどう接したらいいかわからず戸惑う。ルーリー(みりちゃむ)たちハギャレンのギャルたちが歩に会いに来るが、歩は彼女たちに冷たい態度。結はそんな姉に秘めていた思いをぶつける。
第17話では、結は、港で佇み、幼い頃姉と一緒に過ごしていた昔を思い出す。1994年、両親の聖人と愛子は神戸の理髪店で働いていて、5歳の結(磯村アメリ)は漫画の美少女戦士・セーラームーンが大好き。中学生の歩(高松咲希)は、親友の真紀(大島美優)ちゃんとよく遊んでいた。聖人はアーケードの設置に協力してもらうため、真紀の父親で靴店の店主である渡辺孝雄(緒形直人)のもとを訪れるが、一切聞く耳をもたず、2人のいざこざは子どもたちにまで影響してしまう。
第18話では、結がパラパラダンスで出場する糸島フェスティバルに、祖父の永吉(松平健)もマジックで出るつもりで、そのアシスタントを歩に頼もうとする。しかし、歩は米田家をすでに去っていて、天神で若かりし頃敵対グループだった明日香(寺本莉緒)と、ラーメン対決をしていた。一方、結は歩のことを受けとめられず、幼いころの神戸時代に思いをはせる。
第19話では、愛子は、結の幼なじみの陽太(菅生新樹)にパソコンのセットアップをやってもらい、自らブログを書こうとする。そんな折、結はハギャレンのメンバーたちとフェスティバル用のパラパラ練習に熱を入れるが、タマッチ(谷藤海咲)から何かが足らないと言われてしまう。一方、フェスティバルにマジックで出場する永吉は、米田家に戻った歩にアシスタントを頼む。そして、結はハギャレンメンバーたちの手により特別なギャルメイクでフェスティバルに挑む。
第20話では、ハギャレンが、ついに糸島フェスティバルでパラパラダンスを披露する時が来る。ところが、緊張のあまり結は、出だしでふりを間違えて戸惑ってしまう。さらに観客席にいる恵美(中村守里)たち書道部の面々は、ギャルたちの登場に難色を示し、冷めた目で見る。そんな劣勢の中、他のハギャレンメンバーは踊りながら結を励まそうとする。楽しむことを決意した結たちのダンスは次第に観衆の心も動かしていく。
■放送情報
連続テレビ小説『おむすび』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00〜8:15放送/毎週月曜〜金曜12:45〜13:00再放送
BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜8:15〜9:30再放送
BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:橋本環奈、仲里依紗、北村有起哉、麻生久美子、宮崎美子、松平健、佐野勇斗、菅生新樹、松本怜生、中村守里、みりちゃむ、谷藤海咲、岡本夏美、田村芽実ほか
語り:リリー・フランキー
主題歌:B'z「イルミネーション」
脚本:根本ノンジ
制作統括:宇佐川隆史、真鍋斎
プロデューサー:管原浩
写真提供=NHK