菊池風磨、“愛犬”との仲良しぶりアピール 七五三掛龍也&佳久創と“キュンゼリフ”対決も
10月12日からスタートするテレビ朝日系オシドラサタデー『私たちが恋する理由』の記者会見が行われ、主演の菊池風磨、ヒロインの久間田梨花をはじめ、七五三掛龍也、齊藤なぎさ、佳久創、山崎紘菜の6名が揃って登壇。撮影秘話を語ったほか、胸キュンを誘うゲームを行うなど、和気あいあいとした雰囲気を通してドラマの魅力を伝えた。
ドラマの撮影にあたり、原作のキャラクターに近づけるべく髪を切るなどして挑んだキャストが4名いると司会者が発表すると、菊池は「そんなにいるの!?」とつぶやいて笑いを誘った。
本作で主演を務める菊池が演じるのは、入社11年目の営業部第一課の課長・黒澤智也。会社では感情をあまり表に出さない寡黙なタイプ。ハッキリとした物言いで周囲からは怖がられてしまうこともあるが、実際は情に厚く、部下にも気配りをする優しい男という役柄だ。
そんな黒澤を演じるにあたり、笑顔を封印したという菊池は「基本的には表情があんまりないというか、あまり大きな表情を見せることがないというか。なんですけど、時折笑顔を見せたりだとか、ちょっとした表情の変化だとかはあるので、そこは楽しみにしていただきたい」と期待を誘った。
また、司会者から髪をカットしたという情報が伝えられると、菊池は「大幅に切った琳加ちゃんの横で、私のようなマイナーチェンジな人間が喋るのは非常に恐れ多いんですけど、少しだけ切りました」と照れくさそうに明かし、「2センチ、2センチいきましたね。思い切って」と笑いを誘った。
撮影現場を見学した原作者のma2からは「主人公の黒澤にしか見えない」と絶賛されたというエピソードが伝えられると、菊池は「いや、もう切りがいがありましたね。本当にもう一大決心で髪を切るってことでしたので。実家にも連絡して『切るね』って。ma2さんにそうやっておっしゃっていただいて、本当に救われたような、報われたような気持ちです」と冗談混じりで語った。
一方、髪を25センチカットした久間田は、「25センチっていうのは本当に初めてだったのでかなりドキドキしました」と告白。「撮影の前に切ったので、一気にスイッチが入ったと言いますか、葵ちゃんを感じるぞっていう意気込みが入った」と撮影への意気込みを交えながら明かした。
また、髪を黒髪にし、前髪も作って挑んだのが坂元凌役を演じる七五三掛。「台本を読ませていただいた時に、ト書きに『子犬のように何々する坂本』っていうのが多くて。なので美容院に行って『子犬男子にしてください』って言って切ってもらいました」と明かすと、菊池から「なんか前髪、いきすぎてない?」とツッコミが。すると七五三掛は「いや、2日前に前髪調整でちょっとだけ切ったんですけど……ちょっといきすぎちゃって」と恥ずかしそうにコメント。隣に座る市川絢香役の山崎も、七五三掛の前髪の短さに気づいていたと話す。
今作が11年ぶりの地上波連続ドラマへの出演となる七五三掛。「11年ぶりなので、全てが新鮮に感じて全部楽しいです」と笑顔を見せると、菊池が「『楽しい~!』って言ってたもんね」とハイテンションな様子で七五三掛のマネをしてみせた。
七五三掛は頬を緩ませながら、「楽しみすぎて、インする前に3回ぐらい風磨くんに連絡しちゃって」と明かし、菊池も「『今日は何々をしてきました。もうすぐでインですね』みたいな。季節の変わり目の挨拶みたいな感じで(笑)」と七五三掛からとのやりとりを明かした。一方の七五三掛も、撮影の合間には菊池に仕事の相談にのってもらったことや、エレベーターでのエピソードを披露。「(菊池が)先に降りなよって腰をさっと支えてくれてエスコートしてくれたんですよ」と紳士的なエピソードを明かすと、菊池自ら「こんな紳士いる!? いないよね」と自慢げに語った。
また、男性キャスト陣がかなり体を鍛えているという話題になり、自慢のパーツを紹介。菊池は「もう僕はもう嗜む程度です。全然やってない」と謙遜しつつも、「勉強してないって言ってしてるタイプだったんで」と自虐的に語り、「この役のお話いただいた時に、まだ佳久(創)くんじゃなかったんですけど。マッチョキャラがいると。だからそのためにもう鍛えるのやめてくれってプロデューサーに言われて、やめました」と明かした。「ただ、佳久くんで決まったときに『いや、かすまねぇだろ!』って。騙されたと思いました(笑)」と笑いを誘った。
七五三掛は自重トレーニングで腹筋をメインに鍛えていることを明かすと、佳久が「ちょっとこれ映像で、多分ドラマの中でも見せるときが来ると思うんですけど。もう本当に期待しといてください! ほんとにもう、あの顔からこんなセクシーな体が出てくるのかと普通に思ったんで」と興奮気味に語り、「今朝、その動画を見せてもらって、え!? って、ちょっと吐息が出る」と新たな見どころも示した。黒澤の同期・大島蛍役を演じる佳久は「胸筋が自慢かな。今日脱げないのが残念」とこぼしたほか、ドラマに向けて腕回りを鍛えたといい「いま40センチくらい」と筋肉アピールも。
また、サウナに行っているという菊池は、「原作にはなかったんですけど、ドラマでサウナのシーンが入ってきて、多分筋トレを止めた分、そのサウナ入れとこうみたいな。リカバリーだったのかなと思うと、涙ぐましいなと。プラマイゼロぐらいの感じにしてくれてんのかな」と分析。撮影の合間に行くこともあると話し、七五三掛、佳久と3人で行きたいと語り合っていた。
後半はオフィスを舞台に6人の男女が繰り広げる大人のピュア恋というストーリーを踏まえて、女性キャスト陣を誰が1番キュンとさせることができるかを競う、“キュン選手権”を開催。
菊池は「もうやりたくてしょうがなくて。昨日もほんと寝れなくて」と冗談を飛ばして会場を笑わせた。「もう覚悟決まってます。寝ずに考えてますから」と意気込み、久間田を前に「好きです!」と告白。「……あ、終わりです」と一言でキメてみせた。
菊池は「結局ストレートが1番」「まずはこれ!」と自信たっぷりに語ると、久間田も「ストレートに気持ち伝わってきましたね」と感想を述べた。菊池が「目、まっすぐ見てたでしょ?」と得気に語るも、久間田は「まっすぐ見た後にバッてそらしましたけどね」とさりげなく暴露。菊池は「いやいや、もうそんなに。ねっとりはしないから。引き際ね!」とポイントを語った。
続いて七五三掛は、「あの、今日伝えたいことがあって。言ってもいいですか?」と切り出し、「いつも素敵な笑顔の市川さんが大好きです。ずっと一緒にいたいです。僕と、俺と付き合ってくれませんか」と告白。キャスト陣が「ウェー!」と囃し立てると、山崎は「続きはドラマ観てください!」と上手にドラマへと結び付けた。
一方、佳久は、「初めて会った時から、結構ビビっときて、写真撮影のときとかね、お姫様抱っこしたときとかも、すごく、すごくいい抱き心地だなと思って。で、もう本当にもう、理想の人というか、本当にアップライトロウとか、ベントオーバーロウとか、あとは担いでランチとかもできちゃうよね。……僕のトレーニングに付き合ってください!」とトレーニングメニューになぞらえて告白。投票の結果、佳久が勝利した。