“雇われ社長”チョ・ジヌンが復讐を誓う 『DEADMAN 消された男』予告編&場面写真公開
10月18日よりシネマート新宿ほかにて全国ロードショーされる韓国映画『DEADMAN 消された男』の予告編と場面写真が公開された。
本作は、ポン・ジュノ監督の出世作『グエムルー漢江の怪物ー』の脚本を共同執筆したハ・ジュンウォンの初監督作品。実際の事件に対する膨大な調査をもとに、“名義貸し”の取引犯罪を鋭く描いたクライムサスペンスで、特に会社の書類上の代表だが実際の経営には参加しない“雇われ社長”の実態をテーマとした。
人生の崖っぷちに立たされ、生きるために自分の名前まで売ることになったイ・マンジェ(チョ・ジヌン)。“名義貸し”の雇われ社長としてその界隈で名を馳せていた彼は、ある日突然1000億ウォン横領の濡れ衣を着せられ、中国の私設刑務所に閉じ込められてしまう。「死亡した男=DEADMAN」となった彼の前に、政治コンサルタントであるシム女史が現れ、彼を救い出す。失った名前と人生を取り戻そうと復讐を誓うマンジェ、彼を利用して政治の流れを変える計画を立てるシム女史(キム・ヒエ)、そして父の死を償わせるためマンジェの後を追うコン・ヒジュ(イ・スギョン)。横領事件をきっかけに結ばれた3人はそれぞれの目的のためにその黒幕を探るが……。
“名義貸し”の雇われ社長となる主人公イ・マンジェ役で主演を務めたのは、『お嬢さん』『毒戦 BELIEVER』『警官の血』などのチョ・ジヌン。政治コンサルタントで主人公を助けるシム女史役で『夫婦の世界』のキム・ヒエ、父親の死の原因となった主人公を追うコン・ヒジュ役でイ・スギョンらが共演する。
公開された予告編は、「2019年4月7日死亡。でも、実は死んでいないと?」という質問を受けるイ・マンジェ(チョ・ジヌン)の飄々とした表情から始まる。人生の崖っぷちに立たされた彼は、生き延びるために自分の名前を売り、雇われ社長となる。しかし、一夜にして 1000億ウォンを横領した濡れ衣を着せられ、存在を消された男「デッドマン」になるまでのスリリングな過程が描かれている。さらに、知略を駆使して政界を牛耳る選挙プランナー、シム女史(キム・ヒエ)と、イ・マンジェの行方を追うもう一人の人物、コン・ヒジュ(イ・スギョン)も登場する。
また、チョ・ジヌン演じるイ・マンジェら登場人物たちの場面写真も公開された。
■公開情報
『DEADMAN消された男』
10月18日(金)シネマート新宿ほか全国ロードショー
出演:チョ・ジヌン、キム・ヒエ、イ・スギョン、チェ・スヨン
監督・脚本:ハ・ジュンウォン
配給:クロックワークス
2024年/韓国/韓国語/108分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/英題:Dead Man/字幕翻訳:本田恵子
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