吉谷彩子、7月期日テレ「ドラマDEEP」で地上波連ドラ初主演 W主演の浅川梨奈と姉妹役に

吉谷彩子×浅川梨奈、7月ドラマDEEPでW主演

 吉谷彩子と浅川梨奈がW主演を務める連続ドラマ『どうか私より不幸でいて下さい』が、7月期の日本テレビ系「ドラマDEEP」枠で放送されることが決定した。

 火曜プラチナイト枠で放送される「ドラマDEEP」では、大人の女性をターゲットに、深夜だからこそ描けるディープな人間模様や緊迫するサスペンスを描く。4月期に放送された『肝臓を奪われた妻』に続く第2弾となる本作は、2022年に小説投稿サイト・エブリスタで開催した「comico女性向けマンガ原作大賞」で大賞を受賞し、comicoでコミカライズした同名WEBTOONをドラマ化するもの。

 吉谷が演じるのは専業主婦の名取景子。栄養士の資格を持っており、以前は大手メーカーで食品開発の仕事をしていたが、エリート銀行員の信一との結婚を機に退職。家事全般、特に料理が得意な良妻である。幼い頃から成績優秀、ひかえめな性格で、派手さはないが美人である。8歳下の妹を幼い時からかわいがっており、大きくなってからはどんなことでも相談出来る唯一無二の存在だと信じているが……。吉谷は本作で地上波連続ドラマ初主演となる。

 浅川が演じるのは、景子の妹の相原志保。姉とは8歳離れているため、産まれた時からお姫様のように育てられた。家族のマスコット的存在で、何でも姉が面倒を見てくれたおかげで、一人では何も出来ない甘えっ子に育つ。大きくなると両親はその甘えを咎めるようになり、そして何かにつけて出来のいい姉と比べられてきた。そのうちに姉に対する強い劣等感を抱くようになると同時に、何もできないのは姉のせいだと考えるようになる。浅川は本作が日本テレビドラマ初主演となる。

 「幸せとは?」という人にとって根源的なテーマをもとに、姉妹はドロドロとしたマウント合戦を織りなす。特に妹の志保は姉が不幸になるためならどんな手でも使う狂気じみた強烈なキャラクターだ。現実離れしているような、それでいて当たり前にある人間の「他人の幸せを妬む心理」が鮮烈に描かれる。

 脚本を手がけるのは、『夫婦が壊れるとき』(日本テレビ系)の鹿目けい子。演出は、同じく『夫婦が壊れるとき』の長尾くみこらが担当する。

吉谷彩子(名取景子役)コメント

オファーを受けて

初めてお話を読ませて頂いた時は、かなり攻めた内容だなと思いました。
演じ方によっては、色々な捉え方を皆さんが出来る役だと思ったので、共演者とのバランスを見ながらしっかり演じなければならないなと、少しプレッシャーもありました。

主人公・名取景子役への想い

景子はとにかく優しく純粋で、人を信じすぎてしまう所があります。
優しさが時に人の妬みや嫉妬の感情に変換させてしまう事も、純粋が故に気が付かない。
それがいい意味でも悪い意味でも「景子」であり、そこのリアリティを感じていただけたらと思います。

視聴者へのメッセージ

景子と志保の感情がジェットコースターのように加速していく物語展開、老若男女問わず色々な方に楽しんでいただける作品だと思います。

浅川梨奈(相原志保役)コメント

オファーを受けて

不倫を題材にした漫画やドラマなどを見る機会も多く、いずれ経験してみたいジャンルだったので念願叶い嬉しい気持ちとともに、自分の中で大きな挑戦になるなと思いました。

主人公・相原志保役への想い

志保はとても愛らしい子だと思います。志保が幼少期から抱えることになってしまった想いを私が寄り添って一緒に抱えてあげたいと思いながら演じています。
二面性のある役柄なのですが、そこを表現する演出が新鮮でとても面白いのでぜひ注目していただきたいです。

視聴者へのメッセージ

深夜、ふと目に入った時にどこか見入ってしまう、そんな作品になれば嬉しいです。
姉妹の関係性の歪みをぜひ楽しんでください。全11話、展開が早いのでぜひお見逃しなく。

さいマサ(原作)コメント

自分が書いた小説がコミカライズを経てドラマ化される、しかも一作目から欠かさず観ている『ドラマDEEP』ということで、驚きと喜びでいっぱいです。
『どうか私より不幸でいて下さい』という思いは、誰もが心に飼っているもの。けれどいくら他人と比べても、どれだけマウントをとっても、本当の幸せを手に入れることはできない。
幸せかどうかは、自分自身の生き方によって決まってくるものだと思います。
そのことをドラマを通じて伝えたいと、脚本家の先生とプロデューサーさんと相談し、ドラマならではのストーリーが完成しました。姉妹の切っても切れない究極のどろどろバトル、そして小説とも漫画とも違う、オリジナルのラストを是非お楽しみ下さい。
この作品に関わって下さった方、読んで頂いた読者の方、すべてに感謝です。

竹野筍(作画)コメント

ドラマ化おめでとうございます この作品に関われたことを改めて光栄に思います。
原作ファンの1人としてもとても楽しみです!

ましき(構成/ネーム)コメント

『どうか私より不幸でいて下さい』ドラマ化決定誠におめでとうございます。
情報をいただいたときから 今もずっと驚きと喜びで胸がいっぱいです。
読者の皆さま、いつも本当にありがとうございます。
引き続き、作品を存分にお楽しみいただけますと幸いです!

伊藤裕史(日本テレビ プロデューサー)コメント

「人にとって幸せとは……?」これは人生の永遠のテーマとして、古来より語られていて、「幸せ」にまつわる格言は数多く存在します。そんな人の幸せにまつわる『どうか私より不幸でいて下さい』という原作をドラマ化することになりました。原作は人間の妬みや劣等感、自己憐憫といった感情が生々しく描かれており、読んだ人に深く共感を呼び起こす小説・漫画となっている人気作品です。ドラマ化にあたっては、その繊細な心情描写を大切にしつつ、さらに深い人間ドラマを描いていきます! そんな深い人間ドラマを描くために、役柄を繊細かつ深く理解して、姉妹の心情をリアルに表現できる、優れた演技力を持つ方にお願いしたいと考え、吉谷彩子さんと浅川梨奈さんにお願いしました。
吉谷さんは繊細な感情の描写から力強い演技まで幅広くこなすことができ、また常に役作りに全力を注ぐ姿勢は、姉・景子の持つ資質を表現するのにピッタリだと思っています。そして本ドラマのオファーを快諾頂けたことで素晴らしいドラマ作品になる事が確信できました。また浅川梨奈さんは、その若さに反して驚くほど演技が成熟されており、またキャラクターへの深い理解があることに定評があることから、非常に難しい二面性を持つ妹の志保役をお願いしました。吉谷さんと浅川さんが演じることでドラマに新たな魅力をもたらしてくれ、本作の世界観やキャラクターの心情がより具体的に伝わり、視聴者の心に深く響くと思います。ドラマ「どうか私より不幸でいて下さい」が視聴者の皆様にとって、ただのエンターテイメントドラマではなく、「自分にとって幸せとは?」を考えるきっかけになれば幸いです。そして、この作品を通して、私たち人の持つ弱さや美しさを感じ取っていただければと思います。火曜プラチナイト枠、日本テレビのDEEPな深夜に是非ご期待ください!

■放送情報
ドラマDEEP『どうか私より不幸でいて下さい』
日本テレビ系にて、7月9日(火)スタート 毎週火曜24:24~24:54放送
TVer、Huluにて毎話放送後配信
出演:吉谷彩子、浅川梨奈ほか
原作:『どうか私より不幸でいて下さい』さいマサ/エブリスタ、竹野筍・ましきcomico
脚本:鹿目けい子
演出:長尾くみこ、仙田普之
制作:吉田絵
プロデュース:藤井良記
プロデューサー:伊藤裕史、木口洋介
協力プロデューサー:石井満梨奈
音楽:LUO YA JHE、植田能平、コバスリー、TI、ノグチリョウ
制作プロダクション:AXON、unicos
製作著作:日本テレビ
©さいマサ/エブリスタ ©竹野筍・ましき/comico ©NTV
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/deep-watashiyorifukoude/
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